特許
J-GLOBAL ID:200903083948857527

難燃性積層複合体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-308866
公開番号(公開出願番号):特開平8-164579
出願日: 1994年12月13日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】有毒なハロゲン系ガスを発生せず、柔軟性、断熱性、真空成形性、および圧縮成形性に優れたノンハロゲン難燃ポリオレフィン系樹脂発泡体からなる難燃性積層複合体。【構成】ポリプロピレン系樹脂でなる基材層、熱可塑性エラストマーでなる表面層、該表面層に対して該基材層の裏面に形成され、ノンハロゲン難燃ポリオレフィン系樹脂発泡体でなる発泡層を有する難燃性積層複合体。ポリプロピレン系樹脂の重量平均分子量は、10万〜45万であり、クロス分別法における溶出量は、ポリプロピレン系樹脂に対して、0°C以下で25〜75重量%、0°C超80°C以下で5〜45重量%、80°C超100°C以下で1〜45重量%、および100°C超125°C以下で1〜40重量%である。熱可塑性エラストマーは、ポリオレフィン系樹脂とα-オレフィン共重合体ゴムの部分架橋物とのブレンド体で、発泡層の見かけ密度は、0.02〜0.2g/cm3、厚みが、0.5〜5mmである。
請求項(抜粋):
ポリプロピレン系樹脂でなる基材層、熱可塑性エラストマーでなる表面層、ならびに、該表面層に対して該基材層の裏面に形成され、ノンハロゲン難燃ポリオレフィン系樹脂発泡体でなる発泡層を有し、前記ポリプロピレン系樹脂の重量平均分子量が、10万〜45万であり、該ポリプロピレン系樹脂のクロス分別法における各温度範囲での溶出量が、該ポリプロピレン系樹脂の全重量に対して、0°C以下で25〜75重量%、0°C超80°C以下で5〜45重量%、80°C超100°C以下で1〜45重量%、および100°C超125°C以下で1〜40重量%であり、前記熱可塑性エラストマーが、ポリオレフィン系樹脂とα-オレフィン共重合体ゴムの部分架橋物とのブレンド体であり、該発泡層の見かけ密度が、0.02〜0.2g/cm3、厚みが、0.5〜5mmであり、60〜120°Cにおける伸びが、350%以上であり、かつ、該伸びが最大になる温度が、75〜115°Cであり、該温度と、前記表面層および前記基材層からなる表皮材の伸びが最大になる温度との差が15°C以内であることを特徴とする、難燃性積層複合体。
IPC (6件):
B32B 5/18 ,  B32B 25/08 ,  B32B 27/18 ,  B32B 27/32 ,  C08K 3/32 KEE ,  C08K 5/3492 KFB

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