特許
J-GLOBAL ID:200903083950143213
エネルギ供給システムとその最適運転制御方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039372
公開番号(公開出願番号):特開平5-240590
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 蓄エネルギ機器を持つエネルギ供給システムの運転コストを最小化し、かつ、発生した電気及び熱エネルギを無駄なく利用可能な運転を実現する。【構成】 需要予測部65で需要を予測し、この予測結果を用いてシステムの将来の運転状況を数理計画部78で予測する。更に、この運転状況の予測結果を用いて、蓄エネルギ機器の運転計画をファジイ推論部77で推論する。そして、その蓄エネルギ機器運転計画のもとで、数理計画部61にてシステムをコスト最小運転制御する条件を求める。
請求項(抜粋):
電力,熱,冷熱等の各種エネルギL(=1,2,・・・)のうち、少なくとも2種類のエネルギLを供給し、かつ、各種エネルギのうち少なくとも1つの同種のエネルギを供給可能な蓄エネルギ機器を含む複数のエネルギ供給機器K(=1,2,・・・)を持つエネルギ供給システムにおいて、(イ)現時刻の該エネルギ需要ELD(L)、該蓄エネルギ機器Kに蓄えられている蓄エネルギ残量QAC(K)、各エネルギ供給機器Kの出力XS(K)等のシステム状態量を計測する計測手段と、(ロ)該エネルギ供給機器Kについて、出力X(K)の関数としての運転コストまたは運転利得C(K,X(K))データを内蔵するデータベースと、(ハ)該蓄エネルギ機器Kが供給可能な種類のエネルギLについて、該エネルギ需要ELD(L)及び該蓄エネルギ残量QAC(K)とから、該蓄エネルギ機器Kからの目標放出エネルギ量QOUT(K)と仮のエネルギ需要BP(L)を算出する蓄エネルギ機器予備運転計画手段と、(ニ)該エネルギ需要ELD(L),該仮のエネルギ需要BP(L),該目標放出エネルギ量QOUT(K),及び該運転コストC(K,X(K))のデータベースから、式(a)で示す該エネルギ供給システムの刻々の運転コストCOPを最小とする該エネルギ供給機器の目標出力X(K)を数理計画法によって求める数理計画手段と、COP=ΣC(K,X(K)) (a)(ホ)該数理計画手段で求められた該エネルギ供給機器の目標出力X(K)と該目標放出エネルギ量QOUT(K)とから、該蓄エネルギ機器の目標出力X(K)を算出する蓄エネルギ機器運転計画手段と、(ヘ)該数理計画手段及び該蓄エネルギ機器運転計画手段で求められた目標出力X(K)となるように該エネルギ供給機器Kの出力を制御する運転状態制御手段、とを備えることを特徴とするエネルギ供給システムの最適運転制御装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平4-327739
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特開昭64-008832
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特開平2-187554
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