特許
J-GLOBAL ID:200903083951237378

アンモニア及び尿素凝縮物の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-113225
公開番号(公開出願番号):特開平6-329614
出願日: 1993年05月14日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】 アンモニア・尿素製造装置で生成した副生成物である第一及び第二工程凝縮物を単一の処理容器中で同時に処理する改良方法を与える。【構成】 上方加水分解領域及び下方ストリッピング領域を有する単一処理容器中で、アンモニア、二酸化炭素及びメタノールを含む水性第一工程凝縮物を下方ストリッピング領域の上端から導入し、上方加水分解領域からの第一液体流と混合し、該混合流を、ストリッピング領域の下端から導入した水蒸気と接触させ、アンモニア、二酸化炭素及びメタノールを含む水性蒸気状流と、それらを含まない第二液体流を生成させ;該蒸気状流を上方加水分解領域に導入し、尿素、アンモニア及び二酸化炭素を含む水性第二工程凝縮物を加水分解領域の上端から導入し、それらを交流状に接触させ、前記第一液体流を生成させ、蒸気状流を加水分解領域から取り出し、第二液体流をストリッピング領域から取り出す、諸工程からなる連続的処理方法。
請求項(抜粋):
第一及び第二工程凝縮物が生成するアンモニア及び尿素の両方を製造する装置で、前記工程凝縮物を、上方加水分解領域及び下方ストリッピング領域等を有する単一の垂直に配置された処理容器中で向流的に処理する連続的方法において、(a) アンモニア、二酸化炭素及びメタノールから本質的になる希薄水性流からなる第一工程凝縮物を予熱し、前記予熱第一凝縮物を前記下方ストリッピング領域の上端に導入し、(b) 前記予熱した第一凝縮物を前記ストリッピング領域の上端内で、上方加水分解領域中で生成し、そこから回収された第一液体流と混合し、(c) 前記混合した流れを、前記ストリッピング領域内で、前記ストリッピング領域の下端から導入した水蒸気と向流状に接触させ、然も、前記接触を前記混合流からのアンモニア、二酸化炭素及びメタノールの実質的部分を除去するのに有効な温度及び圧力で行い、それによって前記アンモニア、二酸化炭素及びメタノールの水性蒸気状流と、前記アンモニア、二酸化炭素及びメタノールを実質的に含まない第二液体流を生成させ、(d) 前記ストリッピング領域の上端からの蒸気状流を取り出して、その蒸気状流を前記上方加水分解領域の下端中に導入し、(e) 尿素、アンモニア及び二酸化炭素から本質的になる希薄水性流からなる第二工程凝縮物を予熱し、前記予熱した第二凝縮物を前記加水分解領域の上端に導入し、(f) 前記予熱した第二凝縮物を前記加水分解領域中で、下方ストリッピング領域で生成した前記蒸気状流と向流状に接触させ、然も、前記接触を前記予熱した第二凝縮物中に含まれた尿素をアンモニア及び二酸化炭素に加水分解するのに効果的な温度及び圧力で行い、それによって前記アンモニア及び二酸化炭素に富む第一液体流を生成させ、(g) 前記蒸気状流を前記加水分解領域から取り出し、前記第二流を前記ストリッピング領域から取り出す、諸工程からなる連続的処理方法。
IPC (5件):
C07C275/00 ,  C01C 1/02 ,  C01C 1/12 ,  C07C273/08 ,  C07C273/16

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