特許
J-GLOBAL ID:200903083956700653

酸素含有混合物からの二酸化炭素の回収方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-173343
公開番号(公開出願番号):特開2001-019416
出願日: 2000年06月09日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 二酸化炭素の粗供給材料中の酸素はアルカノールアミンを劣化し、回収系における有効性の低下及び回収系中での腐食が起こる恐れがある。化学抑制材を吸収流体に添加し、アルカノールアミンの酸化を抑制することによって劣化を防ぐ方法や、可燃燃料を二酸化炭素の粗供給材料に添加し、触媒燃焼反応によって酸素を燃焼させる方法があるが、いずれも経費と複雑な操作を必要とする。【解決手段】 酸素含有混合物から二酸化炭素などの吸収物を回収する系であって、二酸化炭素がアルカノールアミン含有吸収流体中に濃縮され、酸素が吸収流体から分離され、そして二酸化炭素が吸収流体から蒸気により除去されて回収されることを特徴とする系が提供される。
請求項(抜粋):
(A)酸素及び二酸化炭素を含有する供給材料混合物を、少なくとも一種のアルカノールアミンを含有する吸収剤に向流で物質移動接触するように通過させて、供給材料混合物から酸素及び二酸化炭素を吸収剤に移動させて溶存酸素を含む二酸化炭素負荷吸収剤を得;(B)前記二酸化炭素負荷吸収剤から酸素を分離して酸素除去二酸化炭素負荷吸収剤を得;(C)前記酸素除去二酸化炭素負荷吸収剤を加熱して加熱二酸化炭素負荷吸収剤を得;(D)二酸化炭素を吸収剤から分離して高濃度二酸化炭素含有流体を得;及び(E)前記高濃度二酸化炭素含有流体を回収することを包含する二酸化炭素を回収する方法。
IPC (2件):
C01B 31/20 ,  B01D 53/14
FI (2件):
C01B 31/20 B ,  B01D 53/14

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