特許
J-GLOBAL ID:200903083961780550

スピネル型構造を有するリチウム-マンガン複合酸化物の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牧野 逸郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208243
公開番号(公開出願番号):特開平10-152326
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】高エネルギー密度を有すると共に、サイクル特性にすぐれるリチウム二次電池の正極材料として好適に用いることができるスピネル型構造を有するリチウム-マンガン複合酸化物を低廉な原料を用いて簡単且つ効率よく製造する方法を提供する。【解決手段】第1は、水又は炭素数1〜3の脂肪族低級アルコール又はこれらの混合物からなる溶剤中にて、水酸化リチウム又は炭酸リチウムから選ばれるリチウム化合物と二酸化マンガンとを混合して、ゲル状物質とし、これを乾燥し、焼成する。第2は、水又は炭素数1〜3の脂肪族低級アルコール又はこれらの混合物からなる溶剤中にて、ギ酸及び酢酸から選ばれる有機酸の存在下に、水酸化リチウム又は炭酸リチウムから選ばれるリチウム化合物と二酸化マンガンとを混合して、ゲル状物質とし、これを乾燥し、焼成する。いずれの方法においても、上記ゲル状物質を調製し、これを加熱して、乾燥、焼成するに際して、そのための加熱の少なくとも一部をマイクロ波加熱によれば、スピネルLiMn2O4を効率よく製造することができる。
請求項(抜粋):
水又は炭素数1〜3の脂肪族低級アルコール又はこれらの混合物からなる溶剤中にて、水酸化リチウム又は炭酸リチウムから選ばれるリチウム化合物と二酸化マンガンとを混合して、ゲル状混合物とし、これを乾燥し、焼成することを特徴とするスピネル型構造を有するリチウム-マンガン複合酸化物の製造方法。
IPC (5件):
C01G 45/00 ,  C04B 35/495 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/04 ,  H01M 4/58
FI (5件):
C01G 45/00 ,  H01M 4/02 C ,  H01M 4/04 A ,  H01M 4/58 ,  C04B 35/00 J

前のページに戻る