特許
J-GLOBAL ID:200903083967399874
砂杭打設船
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯沼 義彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-019775
公開番号(公開出願番号):特開平10-203476
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】 砂杭打設船において、橋梁等の構築物の下方を通過する際に、リーダおよびケーシング装置の取外し、クレーンやバージのチャータを不要とする。【解決手段】 台船2上に、上限高さh以下の背高のシヤース3が立設された砂杭打設船1は、台船2上の枢支部5aを中心に前方への傾動が可能なリーダ5と、シャース3およびリーダ5の上端部を経由したワイヤ9により吊り下げ支持され、リーダ5が前方へと傾動する際にはリーダ5に固縛されてリーダ5と共に前方へと傾動するケーシング装置13と、シャース3およびリーダ5の上端部を経由してケーシング装置13を吊下げ支持するワイヤ9が、リーダ5およびケーシング装置13を、上限高さh以下の高さとなるまで前方へと傾動させ、また逆に傾動状態のリーダ5およびケーシング装置13を通常の起立状態へと復帰させるように、ワイヤ9の巻取り巻戻し作動を行なうパイルウインチとを備える。
請求項(抜粋):
海底地盤に砂杭を打設して地盤改良を行なう砂杭打設船であって、同砂杭打設船の台船上には、水面からの高さが航行上支障のない上限高さ以下の高さに設定された背高を有するシヤースが立設され、上記台船上の枢支部に下端部が枢支され通常は上記上限高さを超えた背高を有して上記台船上に起立状態に保持され、上記台船上の上記枢支部を中心として上記砂杭打設船の前方へと傾動をすることもできるリーダと、上記シャースの上端部に配設されたワイヤ案内手段および上記リーダの上端部に配設されたワイヤ案内手段を経由したワイヤにより上端部が吊り下げ支持され、上記リーダが上記砂杭打設船の前方へと傾動をする際には上記リーダに固縛されて上記リーダと共に上記砂杭打設船の前方へと傾動をすることができるケーシング装置と、上記台船上に配設されたパイルウインチであって、上記シャースの上端部に配設されたワイヤ案内手段および上記リーダの上端部に配設されたワイヤ案内手段を経由して上記ケーシング装置を吊下げ支持する上記ワイヤを巻戻して繰出すことにより、上記リーダが上記砂杭打設船の前方へと傾動をする際には、上記リーダおよび同リーダに固縛された上記ケーシング装置を、上記上限高さ以下の高さとなるまで上記砂杭打設船の前方へと傾動をさせ、上記ワイヤを巻取ることにより、傾動状態の上記リーダおよび同リーダに固縛された上記ケーシング装置を通常の起立状態に復帰させるように、上記ワイヤの巻取り巻戻し作動を行なうパイルウインチとを備えたことを特徴とする、砂杭打設船。
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