特許
J-GLOBAL ID:200903083971166930

食物醗酵手順を改善する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山本 秀策 ,  安村 高明 ,  森下 夏樹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-573955
公開番号(公開出願番号):特表2005-519597
出願日: 2003年03月11日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
本発明は、乳酸菌を含む食品醗酵手順の分野に関し、特に、酸性度、醗酵後酸性化、芳香、風味、口当たりの柔らかさ、粘稠度、および触感のような乳製品の品質を改善することに関する。具体的には、本発明は、通常の醗酵温度より高い温度で醗酵を行うことを可能にする、低分子熱ショックタンパク質をコードするプラスミドを有する好熱性Streptococcus thermophilusおよび中温性Lactococcus lactisを使用して乳製品を製造する方法を提供する。この低分子熱ショックタンパク質を発現する好熱性および中温性乳酸菌種はまた、より低いpHおよびより高い塩濃度に対する増大した耐性、ならびに高い醗酵温度でのバクテリオファージの攻撃に対する低下した感受性を示す。
請求項(抜粋):
乳製品を調製する方法であって、該方法は、以下の工程: 乳と、低分子熱ショックタンパク質を発現し得る乳酸菌とを合わせる工程、および該乳/細菌混合物を、通常の醗酵温度より高い温度でかつ/または通常の醗酵塩濃度より高い塩濃度で培養する工程であって、ここで該乳製品は、低分子熱ショックタンパク質を発現しない対応する乳酸菌を用いて製造した乳製品と比較した場合、より口当たりが柔らかい特性を有する、方法。
IPC (7件):
C12N15/09 ,  A23C9/123 ,  A23C19/032 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/10
FI (7件):
C12N15/00 A ,  A23C9/123 ,  A23C19/032 ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N1/21 ,  C12N5/00 A
Fターム (18件):
4B001AC31 ,  4B001BC14 ,  4B001EC01 ,  4B024AA05 ,  4B024CA04 ,  4B024DA02 ,  4B024DA05 ,  4B024DA11 ,  4B024EA04 ,  4B024FA02 ,  4B024GA11 ,  4B065AA01Y ,  4B065AA30X ,  4B065AA49X ,  4B065AB01 ,  4B065BA01 ,  4B065BA24 ,  4B065CA42

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