特許
J-GLOBAL ID:200903083971648196

超音波流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三宅 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051495
公開番号(公開出願番号):特開平10-253413
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 小形にする。精度を上げる。測定流量範囲を広げる。【解決手段】 送信側の送受波器1又は2をOR回路8の出力電圧EとOR回路9の出力電圧Fの代数和E-Fで駆動する。図(b)のE-Fの駆動電圧の初めの(T/2)×4区間は駆動して送受波器を励磁する。それに続く(T/2)×4区間は駆動して送受波器を励振する。それに続く(T/2)×2区間は逆位相の電圧をかけて制動する。こうして残響をなくす。
請求項(抜粋):
送信側にも受信側にもはたらく少なくとも1対の超音波送受波器を設け、流体の流れの中を上流から下流及び下流から上流に超音波の送受を行い、その各向きの到達時間より流速さらに流量を求める超音波流量計であって、まず送信側の送受波器を発信させ、送信側送受波器からの信号を入力とする受信波検知部が受信波を検知すると、それと同時に再び送信側の送受波器を発信させるようにし、これを一定回数(n回)繰り返すよう構成し、最初の送信から一定回数目(n回目)の受信までの時間つまり到達時間のn倍をまとめて測定し、その結果から到達時間を求めるようにしたもので、前記受信波検知部は、増幅部と比較部より構成され、送信側送受波器からの信号は、まず増幅されその後、基準電圧レベル(VTH)と比較されるようになっていて、最初に基準電圧レベルを越えた波が次にゼロレベルを通る点を、受信波を検知した点とするようになっていて、前記基準電圧レベルは、常に何番目かの決められた波が最初に越えるように設定されていて、前記送信側の送受波器を、一定周期を持つ波形で数回駆動した後、その後の振動を強制的に止めるよう制動することを特徴とする超音波流量計。

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