特許
J-GLOBAL ID:200903083973515827

大型2ストローク内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-501197
公開番号(公開出願番号):特表平8-512111
出願日: 1993年11月09日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】内燃機関(1)は、液圧で駆動される排気弁(13)と、燃料ポンプ(18)とを備えている。液圧駆動体はコンピュータ(16)と、スプールをスプール弁内に駆動する電動の位置決め手段(64)とにより制御される。エンジンの電子制御装置が故障した場合、このスプールの動作は、液圧ホース、又は導管(48)内の圧力が作用する第一のピストン(41)により制御可能であり、該導管は、回転するカムシャフトに設けられたカム(26)に従動可能である第二のピストン(44)まで伸長している。エンジン・シリンダの各々と関係する液圧で駆動されるシリンダ部材(13、14、18)は、該当するシリンダに取り付けられる一方、カムシャフト(23)は、シリンダ部材の位置と無関係に、クランク軸(11)のような適当な軸駆動体に配置される。カムシャフトは、その長さが極めて短く且つ質量が小さく、また、例えば、エンジンの一端に配置することが可能である。
請求項(抜粋):
シリンダ部材の液圧駆動体が液圧シリンダ(69)内に軸支された駆動ピストン(70)を備え、該液圧シリンダが流路(67)を通じてスプール弁と連通し、該スプール弁のスプール(74)は、流路(67)が液圧油の高圧源(65)と連通する第一の位置と、流路が低圧ポ一ト(66)と連通するもう一つの位置とを占めることが出来、正常なエンジンの運転状態のとき、スプールは、エンジンを制御するコンピュータ(16)から制御信号を入力する電動位置決め手段(64)により位置決め可能であり、正常なエンジンの制御が失われたとき、スプールが、この代わりに、エンジンのクランク軸(11)と共に同期化して、回転するカムシャフト(23)により、位置決め可能である、燃料ポンプ(18)又は排気弁(13)のような、液圧で駆動されるシリンダ部材を有する、特に、船の主機のような大型の2ストローク内燃機関(11)にして、 前記スプール(74)が、液圧導管(48)内の圧力が作用する第一のピストン(41)と関係付けられ、 前記導管が、回転するカムシャフトに設けられたカム(26)に従動し得る第二のピストン(44)まで伸長し、 エンジン・シリンダの各々と関係連れられた、液圧で駆動されるシリンダ部材(14、13、18)が、該当するシリンダに取り付けられる一方、前記カムシャフト(23)が、前記シリンダ部材の位置に関係なく、クランク軸(11)のような適当な軸駆動体に配置されることを特徴とする大型の2ストローク内燃機関。
IPC (4件):
F01L 9/02 ,  F02D 1/08 ,  F02M 59/10 ,  F02M 59/20
FI (4件):
F01L 9/02 A ,  F02D 1/08 E ,  F02M 59/10 Z ,  F02M 59/20 Z

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