特許
J-GLOBAL ID:200903083974167792

アンモニア合成ガス製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-035819
公開番号(公開出願番号):特開平6-040707
出願日: 1985年03月01日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 アンモニア合成ガスの製造方法を提供する。【構成】 炭化水素とスチームとを接触反応させる一次リホーミングと、一次リホーミングガスを燃焼させる二次リーホーミングと、二次リホーミングガスとスチームとの接触シフト反応とにより原料ガスを製造し、得られた原料ガスから二酸化炭素及び過剰の窒素を除去してアンモニア合成ガスを製造する方法であって、一次リホーミングに必要とされる熱は二次リホーミングガスとの間接熱交換によって得て;且つ、接触シフト反応は冷媒との間接熱交換により行い、加熱された冷媒を二次リホーミングガスと間接熱交換させて、更に加熱された冷媒を一次スチームリホーミングのスチームとして利用する;前記方法。
請求項(抜粋):
(a)揮発性炭化水素原料とスチームとを、外部加熱された触媒上で反応させて、水素、一酸化炭素、二酸化炭素、メタン及びスチームを含む一次リホーミングガスを生成させ;(b)一次リホーミングガスと空気とを部分的に燃焼させると共に窒素を導入し、そして燃焼生成物を断熱的に二次リホーミング触媒上を通過させてメタンの更なる転化を行って二次リホーミングガスを得て;ここで、工程(a)に必要な熱は、工程(b)により得られた高温二次リホーミングガスとの間接熱交換によって得て、二次リホーミングガスを部分的に冷却し;(c)二次リホーミングガスを更に冷却し、次いで接触シフト反応に付して、一酸化炭素を水素と二酸化炭素とに実質的に転化することによって、水素;二酸化炭素;スチーム;並びに窒素と少量の一酸化炭素、メタン及びアルゴンとから成る中度沸点ガス;を含むシフトガスを生成せしめ;ここで、工程(b)において導入される空気の量は、シフトガス中の窒素の含量がアンモニア合成ガスに要求される窒素の含量よりも多くなるような量であり;そして(d)シフトガスを冷却してシフトガス中のスチームを凝縮させ、凝縮したスチームをシフトガスから分離して原料ガスを得て、次いで、二酸化炭素及び過剰の窒素の少なくとも一部を原料ガスから分離して、アンモニア合成ガスを得る;ことから成るアンモニア合成ガスの製造方法において、工程(c)の接触シフト反応を冷媒との間接熱交換にて行い、それによって加熱された冷媒流を生ぜしめ;前記部分的に冷却された二次リホーミングガスを、外部スチームを生成させることなく、更に(A)前記加熱された冷媒流(ここで冷媒は水である);又は、前記加熱された冷媒流との間接熱交換により得られた加熱水流;から成る加熱水流と間接熱交換させて冷却せしめ、それにより別の加熱された水の流を生成せしめ、そして、任意に(B)工程(a)へ供給されるべき揮発性炭化水素原料及びスチームと間接熱交換させて冷却せしめ、それによりその原料及びスチームを予熱し;且つ工程(a)で使用されるスチームの少なくとも幾分かを、原料と前記別の加熱された水の流とを接触させることにより導入することを特徴とする、アンモニア合成ガスの方法。
IPC (4件):
C01B 3/56 ,  B01D 53/04 ,  C01B 3/38 ,  C01B 3/48
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭51-037078
  • 特開昭58-190821

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