特許
J-GLOBAL ID:200903083978153958

インパルス駆動点抽出方法およびピッチ波形抽出方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔵合 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-040421
公開番号(公開出願番号):特開平8-234794
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 音声合成や韻律修正のための波形重畳法を用いるピッチ波形抽出方法において、ピッチ波形を抽出する正確な位置を簡単な演算処理で自動的に決定し、ジッターが全くなく、スペクトル歪みの少ないピッチ波形を得る。【構成】 音声波形を線形予測逆フィルタ1を通して予測残差波形を得るとともに、ピッチフィルタ2を通してピッチ基本波を得、このピッチ基本波のパワーから有声判定部3で有声音部分を判定し、短区間変形相関演算部5で、この有声音部分における線形予測残差波形の振幅絶対値の最大時点を基準インパルス駆動点とするとともに、短区間変形相関係数の最大値から順次インパルス駆動点を決定し、この決定されたインパルス駆動点を基準としてピッチ波形を抽出するか、またはインパルス駆動点からピッチ間隔に対する一定比率遅延した時点を基準としてピッチ波形を抽出する。
請求項(抜粋):
音声波形をピッチフィルタに通してピッチ基本波を求め、そのパワーから原音声の有声音部分を判定し、さらにピッチ基本波の零交差点間隔からピッチ間隔を求めてそれを予備ピッチ間隔とし、その有声音部分において、線形予測残差波形を求め、振幅絶対値の最大となる時点を基準インパルス駆動点とし、基準インパルス駆動点から予備ピッチ間隔だけ離れた時点を中心に一定の範囲内で短区間変形自己関数係数の最大点を探索してその時点を次のインパルス駆動点とし、有声音部分毎に基準インパルス駆動点を始点として前向きおよび後ろ向きにインパルス駆動点を順次決定するようにしたインパルス駆動点抽出方法。
IPC (2件):
G10L 7/02 ,  G10L 9/00
FI (2件):
G10L 7/02 B ,  G10L 9/00 B

前のページに戻る