特許
J-GLOBAL ID:200903083982666480

既設建物の補強構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-222365
公開番号(公開出願番号):特開平9-067940
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】 施工の容易化を図り、かつ補強後の耐力,剛性をコントロールすることができ、さらには通路や開口部に干渉することのない既設建物の補強構造を提供することを目的とする。【解決手段】 互いに隣接する柱11,11と、互いに上下に位置する梁12,12との間に補強フレーム13を配設し、この補強フレーム13を、梁12に沿って延在する枠部材15,15と、これら上下の枠部材15,15間に配置した略ト字状の補強ユニット16,16および略十字状の補強ユニット17,17とを一体にピン接合した構成となっている。さらに、補強ユニット16,16の鉛直部材16a,16aと柱11,11との間隙と、枠部材15,15と梁12,12との間隙とには、コンクリート20を打設充填する構成とした。
請求項(抜粋):
既設建物を補強する構造であって、該既設建物を構成する互いに隣接する柱と、これらの柱間に架設されて互いに上下に位置する梁との間に補強フレームが配設され、該補強フレームが、前記上下の梁に沿ってそれぞれ延在する枠部材と、鉛直方向に延在する鉛直部材と該鉛直部材に一体に接合されて水平方向に延在する水平部材とから形成された補強ユニットとから構成されるとともに、前記各枠部材が前記各梁に接合され、前記補強ユニットの前記鉛直部材の上下端部が前記上下の枠部材に接合され、かつ互いに隣接する前記補強ユニットの水平部材どうしが接合されていることを特徴とする既設建物の補強構造。

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