特許
J-GLOBAL ID:200903083995613407

超音波探傷法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-001587
公開番号(公開出願番号):特開平7-209266
出願日: 1994年01月12日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】オーステナイト系ステンレス鋼鋳造材からなる配管等の溶接部の探傷において、欠陥エコー/疑似エコーの識別を容易に行うことが可能な超音波探傷法を提供することを目的とする。【構成】縦波36度および周波数1MMzで探傷し、検出されたエコーの原探傷信号(RF信号)の周波数分布の差に着目して、欠陥エコーと疑似エコーを判定する。この場合、1番目のピークが2番目のピークより低周波側にある場合に疑似エコーと判定する。また、1番目のピークが2番目のピークより高周波側にある場合には、2番目のピークから6dBダウンの線との交点が2個ある場合に欠陥エコーとし、その交点が2個以上ある場合に疑似エコーと判定する。
請求項(抜粋):
所定の探傷条件に基づいて探傷し、このとき得られる原探傷信号を周波数分析した後、その分布状態から1番目のピークが2番目のピークより低周波側にあるか否かを検出し、上記1番目のピークが上記2番目のピークより低周波側にある場合に疑似エコーと判定し、上記1番目のピークが上記2番目のピークより高周波側にある場合には、上記2番目のピークから所定値だけダウンさせた線との交点が2個あるか否かを検出し、上記交点が2個ある場合に欠陥エコーとし、上記交点が2個以上ある場合に疑似エコーと判定することを特徴とする超音波探傷法。

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