特許
J-GLOBAL ID:200903083998387300

乾燥ポリカーボネート固形粒子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-178642
公開番号(公開出願番号):特開平8-039545
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1996年02月13日
要約:
【要約】【目的】 ポリカーボネート固形粒子に残留する有機溶媒を大幅に低減し、乾燥時のゴミの発生や混入を防ぎ、かつ乾燥工程の短縮ができるとともに、品質の向上、工程の省力化、製品コストの低減に有効な残留溶媒の除去方法による乾燥ポリカーボネート製造法を供する。【構成】 特定量の水分および有機溶媒を含有する湿潤粉末を、攪拌軸に螺旋状の金属板からなる攪拌翼が取り付けられており、該攪拌翼の回転によって粉末を鉛直上方向に移動させながら伝熱面を介して乾燥し得る構造の竪型乾燥機により乾燥させる。【効果】 簡単な乾燥装置および操作により、ダストが少なく、かつ残留有機溶媒の少ない乾燥ポリカーボネート粉末を得ることができる。
請求項(抜粋):
水分0. 5〜12重量%、有機溶媒0. 1〜5. 0重量%を含み、かつ乾燥した場合の粒子中の80メッシュ以下の粒子が5重量%以下、10メッシュ以上の粒子が5重量%以下であるポリカーボネート樹脂の湿潤粉末を、(1)攪拌軸に螺旋状の金属板からなる攪拌翼が接続され、かつ回転によって粉末を鉛直上方向へ移動させることができる攪拌機を有し、伝熱面を介して粉体を加熱することができる構造を有する竪型乾燥機に投入し、(2)螺旋状の金属板からなる攪拌翼を回転させ、遠心力によって粉体を伝熱面に接触させながら、乾燥機の鉛直上方へ移動させ、湿潤粉末を乾燥させることを特徴とする乾燥ポリカーボネートオリゴマー固形粒子の製造方法
IPC (4件):
B29B 9/00 ,  B29B 13/06 ,  C08G 64/20 NPY ,  C08G 64/40

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