特許
J-GLOBAL ID:200903084000753518
フレーム補間方法および装置およびこの方法を記録した記録媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-019287
公開番号(公開出願番号):特開2000-224593
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 動きの異なる複数被写体によって実際と異なる画像の補間フレームが生成されない補償予測符号化・復号を簡単な補間方法及び装置で実現する。【解決手段】 まず領域分割部110により、復号対象小ブロックの動き補償フレーム間差分絶対値を画素毎に閾値と比較し、閾値より小さい画素の第1の領域と大きい画素の第2の領域に分割する。補間値演算部116は第1の領域の画素値と参照ブロック中の対応画素値を平均して補間フレームを構成する。補間値演算部117は、第2の領域の復号対象フレームでの遮蔽・出現を判定し、復号対象ブロック又は参照ブロックの対応領域の一方を基準領域とし、基準領域が属しないフレームを再探索参照フレームとする。次いで基準領域と再探索参照フレーム間で求めた第2の動きベクトルの1/2から定まる再探索参照フレームの画素値を補間フレームの第2の領域にコピーして補間フレームを構成する。
請求項(抜粋):
ディジタル動画像信号に対して、符号化時には、動画像を構成するフレームを符号化対象フレームと非符号化フレームとに分割し、該符号化対象フレームの画像データを小ブロックに分割し、該分割された符号化対象小ブロックに対して、フレームメモリに蓄えられている符号化・復号済みの参照フレームから第1の動きベクトルを求め、該第1の動きベクトルにより定まる参照ブロックと現フレームの符号化対象小ブロックとの動き補償フレーム間差分値を算出して、該第1の動きベクトルとともに符号化して伝送・記録し、復号時には、復号対象小ブロックに対して、前記伝送・記録された第1の動きベクトルにより定まるフレームメモリ中の参照ブロックと、前記動き補償フレーム間差分値とを加算することにより復号フレームを構成し、さらに非符号化フレームを該復号フレームの値および該第1の動きベクトルを用いて算出される補間ブロックによって補間フレームとして構成する画像符号化および復号方法において、補間フレームにおける補間ブロックの画素値を定める際に、復号対象小ブロックの動き補償フレーム間差分絶対値を、画素ごとに、定められた閾値と比較し、該フレーム間差分絶対値が閾値よりも小さい画素から構成される第1の領域と、該フレーム間差分絶対値が閾値よりも大きい画素から構成される第2の領域に分割する段階と、該第1の領域については、その領域の画素値と前記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック中の第1の領域に対応する画素値との重みつき平均値で補間フレームを構成する段階と、該第2の領域については、その領域を構成する画素の分布状態と前記第1の動きベクトルの方向との関係を算出する段階と、該算出された関係により復号対象ブロック上あるいは前記第1の動きベクトルで定められる参照ブロック上の対応する領域のどちらか一方を基準領域とし、該基準領域が属するフレームとは異なるフレームを再探索参照フレームとする段階と、該基準領域と該再探索参照フレームの間で動き検出を行って第2の動きベクトルを求める段階と、補間ブロック中の第2の領域に対し、該第2の動きベクトルを実数倍することによって定まる再探索参照フレーム上の画素値をコピーして補間フレームを構成する段階とを、有することを特徴とするフレーム補間方法。
IPC (3件):
H04N 7/32
, H04N 5/92
, H04N 5/93
FI (3件):
H04N 7/137 Z
, H04N 5/92 H
, H04N 5/93 Z
Fターム (29件):
5C053FA27
, 5C053GB19
, 5C053GB29
, 5C053GB32
, 5C053HA33
, 5C053KA04
, 5C053KA05
, 5C053LA11
, 5C053LA15
, 5C059KK01
, 5C059LB07
, 5C059LB13
, 5C059MA05
, 5C059MD02
, 5C059NN02
, 5C059NN28
, 5C059PP04
, 5C059RB02
, 5C059RC16
, 5C059SS20
, 5C059TA09
, 5C059TB08
, 5C059TC03
, 5C059TD12
, 5C059UA02
, 5C059UA05
, 5C059UA33
, 5C059UA38
, 5C059UA39
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