特許
J-GLOBAL ID:200903084012948810
ルータが2重化されたネットワークシステムおよびルータが2重化されたネットワークシステムの障害対策方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136854
公開番号(公開出願番号):特開平9-321789
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】ルータが2重化されたネットワークシステムにおいて、現用のルータから予備用のルータに経路を切り替えるときには、その切替時間をRIP使用時より短縮し、ネットワークの可用性を向上させる。かつ、そのときに、計算機のCPUの負荷を増加させない。【解決手段】2重化されたルータの一方を現用ルータ、他の一方を予備用ルータとして、各々同一の論理アドレス(IPアドレス)と異なった物理アドレス(MACアドレス)とを割り当て、ネットワーク上の計算機の通信制御装置は、この論理アドレスと物理アドレスとを保持する。そして、この通信制御装置が、ルータを介して他の計算機と通信するときには、現用ルータの物理アドレスを用いて通信する。一方、現用ルータから、ARPレスポンスメッセージを求めて、送信されてこないときには、障害が発生したものとして、予備用ルータに切り替えて通信する。
請求項(抜粋):
一つ以上のネットワークをルータを介して接続し、しかも、そのルータが2重化されたネットワークシステムにおいて、前記ネットワークに接続された計算機は、通信制御装置を有し、この計算機は、各々有する通信制御装置によって通信し、また、前記2重化されたルータは、一方を現用ルータ、他の一方を予備用ルータとして、各々同一の論理アドレスと、異なった物理アドレスとが割り当てられ、前記通信制御装置は、前記2重化されたルータの論理アドレスと物理アドレスとを保持する手段を有し、この通信制御装置が、ルータを介して他の計算機と通信するときには、前記現用ルータの物理アドレスを用いて通信し、2重化されたルータに対して、周期的に論理アドレスから物理アドレスを求めるリクエストメッセージを送信し、その送信したリクエストメッセージの返答となるレスポンスメッセージが、ルータから送信されてくるか否かを、2重化された各々のルータに対して監視し、ルータからレスポンスメッセージが送信されてこないときには、そのルータに障害が発生したものとして、もし、前記現用ルータに障害が発生したとされたときには、ルータを介して他の計算機と通信するときに、前記予備用ルータの物理アドレスを用いて通信するように切り替えることを特徴とするルータが2重化されたネットワークシステム。
IPC (4件):
H04L 12/46
, H04L 12/28
, H04L 12/66
, H04L 29/14
FI (3件):
H04L 11/00 310 C
, H04L 11/20 B
, H04L 13/00 311
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