特許
J-GLOBAL ID:200903084022593875

静止誘導機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-060115
公開番号(公開出願番号):特開平6-275443
出願日: 1993年03月19日
公開日(公表日): 1994年09月30日
要約:
【要約】【目的】 変圧器またはリアクトル等の静止誘導機器の冷媒流速を速くしないで冷却が効果的に行える静止誘導機器を提供する。【構成】 鉄心と鎖交するように板状(または円板状)のコイルをスペーサを介し、層間に冷媒が流通可能に積層されたコイル群を配置し、このコイル群を複数に区分し、区分されたコイル区分のひとつおきに内周が開口し、外周に冷媒流入口を設けた断面コの字形の冷媒ガイドで包み込み、冷媒を冷媒ガイド内に導入して冷媒流を積層されたコイル群のそれぞれの層間に水平方向に流通させて、冷媒流速を速くしないで効果的に冷却されるように構成した。また、変形として冷媒ガイドをコイル群の中間に挿入して冷媒流を内側より外側へ流す構成、あるいは冷媒流を外周より内側へ流す構成とした。【効果】 コイル群内の冷媒は、積層された層間に流れるように構成したので、冷媒流路は短かく、冷媒流速を速くすることなく効果的に冷却され、流速を速くしたときに生じる流動帯電現象が回避できる効果がある。
請求項(抜粋):
内部に鉄心とコイル群が収納され、冷媒が充填されたタンクと、該タンクの上部及び下部と配管で連通された冷却器とを備え、上記コイル群は、複数の板状コイルがスペーサを間挿して層間は冷媒が流通可能に積層されており、コイル群が鉄心脚部を中心として同心状に配置され、コイル群は積層方向が複数に区分され、区分されたコイル区分の2区分を1組としてそのいずれかに内周部が開口し、外周部に複数の冷媒流通口を穿った冷媒ガイドで包囲し、該冷媒ガイドの外周部に穿たれた冷媒流通口とタンク下部に形成された冷媒室とを内部配管で連通させた冷媒流路を形成し、冷媒が冷媒ガイドで包囲されたコイル区分の層間を鉄心に向って流れ、鉄心脚部で反転して、冷媒ガイドのないコイル区分の層間を外周に向って流れるように冷媒流路を形成したことを特徴とする静止誘導機器。
IPC (3件):
H01F 27/12 ,  H01F 27/24 ,  H01F 27/28
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-228815

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