特許
J-GLOBAL ID:200903084024248458

ルーパ多変数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-041126
公開番号(公開出願番号):特開2000-237812
出願日: 1999年02月19日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 ルーパの立上げ制御を実施した後、直接多変数制御に移行することを可能にするルーパ多変数制御装置を提供する。【解決手段】 タンデム圧延機の各スタンド間に配置されたルーパの高さとこのルーパが配置されたスタンド間の圧延材張力の干渉系を多変数系とし、圧延材張力とルーパ高さを制御するに当たり、圧延主電動機速度制御手段は速度指令値に追従するように圧延主電動機の速度を制御する一方、設定手段が圧延材の張力指令値及びルーパ高さ指令値等を設定すると、制御演算手段がこれらの指令値に追従させるように、ルーパ立上げ制御におけるルーパアクチュエータに対する操作指令値と、圧延主電動機速度制御手段に対する速度補正値及びルーパアクチュエータに供給するエネルギー量を演算し、ルーパ駆動手段がルーパを待機位置から立上げてルーパが圧延材にタッチするまでルーパ立上げ制御を実行し、ルーパが圧延材にタッチした時点で定常部制御に切替える。
請求項(抜粋):
タンデム圧延機の各スタンド間に配置されたルーパの高さとこのルーパが配置されたスタンド間の圧延材張力を張力指令値に追従させ、ルーパの高さをルーパ高さ指令値に追従させるルーパ多変数制御装置において、パススケジュール及び圧延条件に従って設定された速度指令値に追従するように圧延主電動機の速度を制御する圧延主電動機速度制御手段と、パススケジュール及び圧延条件に従って、圧延材の張力指令値及びルーパ高さ指令値を含む多変数制御演算に必要な定数を設定する設定手段と、圧延材の張力を検出する張力検出手段と、ルーパ高さを検出するルーパ高さ検出手段と、ルーパを動作させるルーパアクチュエータにエネルギーを供給してルーパに所望の動作を行わせるルーパアクチュエータと、ルーパ立上げ制御における前記ルーパアクチュエータに対する操作指令値と前記設定手段の設定値、前記張力検出手段によって検出された圧延材の張力及び前記ルーパ高さ検出手段によって検出されたルーパ高さに基づいて、ルーパ高さと圧延材張力の干渉系を多変数系とし、多変数制御理論を適用して定常部制御における前記圧延主電動機速度制御手段に対する速度補正値及び前記ルーパアクチュエータに供給するエネルギー量を演算する制御演算手段と、前記制御演算手段の操作指令値に従って、ルーパを待機位置から立上げてルーパが圧延材にタッチするまでルーパ立上げ制御を実行し、ルーパが圧延材にタッチした時点で定常部制御に切替えるルーパ駆動手段と、を備えたことを特徴とするルーパ多変数制御装置。
IPC (3件):
B21B 37/50 ,  B21B 37/00 BBM ,  G05B 11/32
FI (3件):
B21B 37/00 130 ,  G05B 11/32 A ,  B21B 37/00 BBM
Fターム (12件):
4E024BB03 ,  4E024BB04 ,  4E024CC03 ,  4E024CC08 ,  4E024EE01 ,  5H004GB03 ,  5H004HA06 ,  5H004HB07 ,  5H004HB08 ,  5H004HB10 ,  5H004LB07 ,  5H004MA12

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