特許
J-GLOBAL ID:200903084029978608

熱可塑性ポリウレタン組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-338304
公開番号(公開出願番号):特開平7-196915
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、下記熱可塑性ポリウレタン(a)と下記ポリカルボジイミド化合物(b)とを、重量比1000/1〜1000/5で含有する熱可塑性ポリウレタン組成物である。熱可塑性ポリウレタン(a)は、構造単位[I]:-O-(CH2)9-O-と構造単位[II]:-CO-(CH2)m-CO-と構造単位[III]:-CO-Ar-CO-を含有([II]/[III]のモル比=3/7〜8/2)する数平均分子量1300〜3500のポリエステルポリオール、有機ジイソシアネートおよび鎖伸長剤を反応させて得られる、窒素原子含有率2.5重量%以下の熱可塑性ポリウレタンである。ポリカルボジイミド化合物(b)は、下記式【化1】で表される化合物である。【効果】 柔軟性、強度、低温特性、耐加水分解性、耐熱老化性、成形性などの諸性能に優れる。
請求項(抜粋):
(a)分子内に下記式(I):【化1】で表される構造単位[I]、下記式(II):【化2】(式中、mは4〜12の整数を示す)で表される構造単位[II]および下記式(III):【化3】(式中、Arは芳香族基を示す)で表される構造単位[III]を含有し、構造単位[II]/構造単位[III]のモル比が3/7〜8/2の範囲内である数平均分子量1300〜3500のポリエステルポリオールと有機ジイソシアネートと鎖伸長剤とを反応させて得られる、窒素原子含有率が2.5重量%以下である熱可塑性ポリウレタンおよび(b)下記式(IV):【化4】(式中、R1、R2およびR3はそれぞれ水素原子または低級アルキル基を示し、nは2〜80の数を示す)で表されるポリカルボジイミド化合物とからなり、熱可塑性ポリウレタン(a)/ポリカルボジイミド化合物(b)の重量比が1000/1〜1000/5であることを特徴とする熱可塑性ポリウレタン組成物。
IPC (3件):
C08L 75/06 NGB ,  C08K 5/29 ,  C08L 79/00 LQZ

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