特許
J-GLOBAL ID:200903084039824455

原料搬送制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-050704
公開番号(公開出願番号):特開平6-263231
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 鉄鉱石等の原料ヤード自動搬送制御において、搬送設備の競合,系統干渉,接近干渉を回避し、搬送能率を最大にするシステムを提供する。【構成】 原料ヤードプロセス制御用計算機による自動搬送計画立案制御において複数の同時並行搬送作業間で、積付・払出・搬送設備間の競合,干渉,接近干渉が起こるような原料ヤード設備において、搬送計画を立案する際、入槽先在庫,払出山の設備接近干渉範囲を全候補について計算し、複数搬送作業間の払出山,方向,量,開始/終了時刻について、全体をながめて時分単位の調整を行う。【効果】 設備間の競合,干渉,接近干渉を避け搬送能率を最大にすることができる。
請求項(抜粋):
原料受入計画,原料使用計画,原料ヤード計画,工場稼動計画,設備修理計画,原料ヤード現況,槽現況,設備現況,搬送作業実績,操業者からの操業前提条件データを取込む入力手段A;入力データに基づいて、入槽先槽毎に、基準時刻の現況を基準として槽の原料在庫推移を計算して、設備修理や故障時間帯を回避し槽在庫が管理下限切れしないための次回入槽時刻および量の実行可能範囲を計算する手段B;前記入槽のための払出山候補を選択し、該当払出山にひもつく払出設備候補および払出設備にひもつく搬送設備を選択し、その払出作業における設備接近干渉範囲を計算する手段C;複数の次回搬送作業候補に関する前記手段BおよびCの計算結果から、該当時点で操業優先度の高い作業を判断し、複数搬送作業間での払出/搬送設備の取合い競合,干渉,接近干渉を回避するように調整して、搬送作業毎に使用する払出設備,搬送設備,払出山および前記手段Bが算出し実行可能範囲内の入槽開始/終了時刻,量を決定する手段D;手段Dの計算結果から、直近の計画確定時刻まで槽の原料在庫推移,原料ヤード推移,受入・払出・搬送設備稼動状況をシミュレーション計算する手段E;直近の計画確定時刻を基準時刻として前記手段B〜Eの処理を計画立案時間分繰返す計算手段F;計算結果を操業者に提示するための出力手段G;計算結果に基づいて受入・払出・搬送設備を制御する制御手段H;および、計画と実績の差が発生する毎に前記A〜Hによる計算および制御を行なう計算制御手段I;を備える、原料ヤード設備の原料搬送制御システム。
IPC (3件):
B65G 43/00 ,  B65G 3/00 ,  B65G 63/00

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