特許
J-GLOBAL ID:200903084046092729

空間光スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹内 進 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-165597
公開番号(公開出願番号):特開平6-003606
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月14日
要約:
【要約】【目的】1次元もしくは2次元空間で多重化された光信号の可変接続を行う空間光スイッチ装置に関し、多入力多出力の多チャネル構成を容易に実現でき、しかも挿入損失やクロストークも少なくできるようにする。【構成】2本の互いに平行な入力光軸10-1,10-2に沿って入射した光の直線偏光面を一対の偏光制御手段12-1,12-2により偏向面画が直交する常光または異常光のいずれかの状態に切り換えて出力する。偏光制御手段12-1,12-2からの異常光又は常光は第1複屈折率結晶14に入り、異常光が屈折してシフトし、常光はそのまま透過する。続いて穴部18を備えた半波長板16が設けられ、穴部18以外を通る光の偏光面を90度回転させる。最後には第2複屈折率結晶20が設けられ、異常光をシフトし、常光を透過する。これにより入出力の光軸が光軸間隔分だけシフトした2入力2出力の光スイッチ構造が得られ、並列且つ多段に配置することで多チャネル化できる。
請求項(抜粋):
2本の互いに平行な入力光軸と、該入力光軸に沿って入射した光の直線偏光面を直交する2方向のいずれかの状態に切り換えて出力する一対の偏光制御手段と、該一対の偏光制御手段による一方向の偏光面をもつ光を透過し、他方向の偏光面を持つ光を結晶軸方向に近づくように偏向し、該光の透過と偏向により2本の入力光軸からの光を、光軸間隔分だけ横方向にシフトした光軸を1本加えた3本の光軸のいずれかに出力する第1複屈折率結晶と、該第1複数屈折率結晶からの3本の光軸の中央の光軸からの光を通過する穴部を有し、残り2本の光軸からの光の波面を90度回転させる半波長板と、該半波長板から出力された一方向の偏光面をもつ光を透過し、他方向の偏光面を持つ光を結晶軸方向に近づくように偏向し、該光の透過と偏向により半波長板からの3本の光軸に沿った光を、前記入力光軸に対し光軸間隔分だけ横方向にシフトした2本の互いに平行な出力光軸のいずれかに出力する第2複屈折率結晶とを備え、入出力の光軸が光軸間隔分だけシフトした2入力2出力の光スイッチ構造を実現したことを特徴とする空間光スイッチ装置。

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