特許
J-GLOBAL ID:200903084053193689

音声符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-156358
公開番号(公開出願番号):特開平5-346798
出願日: 1992年06月16日
公開日(公表日): 1993年12月27日
要約:
【要約】【目的】 ピッチ周期情報を伝送しなくても、復号化装置側で周期間隔のパルス音源を生成できる駆動音源符号を生成できること。【構成】 聴感重み付けフィルタ11で入力音声から重み付き入力音声を生成する。一方、ピッチ抽出器12で入力音声からピッチ周期を抽出する。切換スイッチ13でピッチ周期または長期予測遅延を選択し、選択した情報を適用コードブック14とパルス音源生成器15へ出力する。そして適用コードブック14で長期予測信号を生成し、パルス音源生成器15でパルス音源を生成する。そして駆動音源生成器16で長期予測信号とパルス音源から駆動音源を生成する。重み付け合成フィルタ17で合成音声を生成し、歪最小化器18では合成音声の重み付き入力音声に対する誤差の二乗和を最小にするような長期予測遅延またはピッチ周期を求め、パルス音源のパルス位置とゲインの符号を出力する。
請求項(抜粋):
入力音声に対して聴感重み付けを行って重み付き入力音声信号を生成する聴感重み付け手段と、入力音声のピッチ周期を抽出するピッチ周期抽出手段と、長期予測遅延情報またはピッチ周期抽出手段の抽出によるピッチ周期情報の何れか一方を指令に応じて選択する選択手段と、選択手段の選択による情報と過去に生成された駆動音源情報から長期予測信号を生成する長期予測信号生成手段と、選択手段の選択による情報とパルス位置情報からパルス音源を生成するパルス音源生成手段と、パルス音源生成手段の生成によるパルス音源と長期予測信号生成手段の生成による長期予測信号にそれぞれゲインを掛けこれらの信号から駆動音源を生成する駆動音源生成手段と、駆動音源生成手段の生成による駆動音源に対して重み付けを行って重み付け合成音声を生成する合成音声生成手段と、前記重み付け入力音声信号に対する重み付け合成音声の誤差の二乗和を算出する二乗和算出手段と、二乗和算出手段の算出値を最小とするピッチ周期または長期予測遅延の何れか一方の選択を選択手段に指令する選択指令手段と、二乗和算出手段の算出値を最小とする長期予測遅延とゲインに関する情報を生成する情報生成手段と、情報生成手段の生成による情報を基に駆動音源符号を生成する駆動音源符号生成手段とを備えている音声符号化装置。
IPC (5件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30 ,  H03M 13/00 ,  H04B 14/04

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