特許
J-GLOBAL ID:200903084066980191

ブラシレスモータの駆動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-005216
公開番号(公開出願番号):特開平11-206172
出願日: 1998年01月14日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 単一のホール素子を用いて、3相120度スイッチング通電方式による駆動を実現可能なブラシレスモータの駆動制御装置を実現すること。【解決手段】 ブラシレスモータの駆動制御装置10は単一のホール素子Huを備え、この検出信号から180度周期で反転する第1のタイミング信号(f)を得る。また検出信号は全波整流器Zを介して全波整流した後に、ヒステリシスコンパレータH1において、立ち上がりおよび立ち下がりにヒステリシスがかかっている比較信号(c)と比較されて、検出信号のゼロクロス点から正負60度付近で論理レベルが反転する矩形波信号(d)を得る。この信号(d)およびその反転信号(e)と、第1のタイミング信号(f)とに基づき、フリップフロップF1、F2を介して、第1のタイミング信号(f)とは120度、240度の位相差のある第2、第3のタイミング信号(g,h)が生成される。これらの第1〜3のタイミング信号に基づき、120度スイッチング通電方式によるモータ駆動を実現できる。
請求項(抜粋):
3相の駆動コイルを備えたステータと、複数の磁極が形成された駆動用着磁部を備えたロータと、前記ステータと前記ロータの相対的位置関係に応じた3相の第1乃至第3のタイミング信号を生成する位置検出手段と、前記第1ないし第3のタイミング信号に基づき、3相の120度スイッチング通電信号を合成する信号合成回路と、前記3相の120度スイッチング通電信号に基づき前記3相の駆動コイルを通電制御する駆動回路とを有するブラシレスモータの駆動制御装置において、前記位置検出手段は、単一の位置検出素子と、前記第1のタイミング信号を生成する第1のタイミング信号生成回路と、前記第2および第3のタイミング信号を生成するための基準となる矩形波信号を生成する矩形波信号生成回路と、前記第2および第3のタイミング信号を生成する第2のタイミング信号生成回路とを備えており、前記位置検出素子は、前記ステータと前記ロータの相対的位置の変化に応じて略正弦波状の位置検出信号を発生するものであり、前記第1のタイミング信号生成回路は、前記位置検出信号のゼロクロス点で論理レベルが反転する前記第1のタイミング信号を生成するものであり、前記矩形波信号生成回路は、前記位置検出信号のゼロクロス点間をほぼ3等分する2点で論理レベルが反転する前記矩形波信号を生成するものであり、前記第2のタイミング信号生成回路は、前記第1のタイミング信号および前記矩形波信号に基づき、前記第1のタイミング信号に対して、それぞれ120度および240度位相がずれた前記第2および第3のタイミング信号を生成するものであることを特徴とするブラシレスモータの駆動制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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