特許
J-GLOBAL ID:200903084068033793

湿式画像形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 黒田 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110366
公開番号(公開出願番号):特開平9-274393
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 定着装置近傍のキャリア液蒸気濃度の高い空気を、装置内の他の箇所に拡散しないように隔離し、この空気からキャリア液を回収するとともに、該他の箇所から発生したキャリア液を含む空気を装置外に排出するにあたってキャリア液を回収する。【解決手段】 定着ローラ12を備えた定着部の転写紙排出口側等をカバー20で覆い、装置内の他の箇所へのキャリア液蒸気の拡散を防ぐ。該カバー内の空気を第1ダクト部23で冷却フィン33に導いて液化する。液化した液体は液受け容器29に入れキャリア液と水とに分離する。一方、上記カバー20の外の装置内空気は装置背面カバー150の排気口160を介して排気する。この排気空気からキャリア液を回収する回収器を設ける。【効果】 定着装置近傍で発生したキャリア液蒸気の結露による不具合をできるだけ抑えながら、定着装置近傍以外の装置内で発生するキャリア液蒸気も回収できる。
請求項(抜粋):
キャリア液とトナーとからなる現像液を用いて潜像担持体上の潜像を現像する現像装置と、潜像担持体上の可視像を、直接あるいは中間転写体を介して間接に、転写材に転写する転写装置と、該可視像が転写された転写材からキャリア液を蒸発させて可視像を定着する定着装置と、前記定着装置の作用で転写材から蒸発したキャリア液の蒸気を閉じこめるキャリア液蒸気隔離室を、前記定着装置近傍に形成するキャリア液蒸気隔離室形成部材と、該キャリア液蒸気室内、あるいは、該室内とダクトで連結された所定箇所で、該キャリア液蒸気隔離室内に隔離されたキャリア液蒸気を液化する液化手段とを有する湿式画像形成装置であって、前記キャリア液蒸気隔離室の外で空気中に拡散したキャリア液を含む装置内の空気の装置外への排気口を装置外壁に形成し、該排気口を介して装置外に排気される空気からキャリア液を回収するキャリア液回収手段を設けたことを特徴とする湿式画像形成装置。
IPC (4件):
G03G 15/11 ,  G03D 3/00 ,  G03D 3/02 ,  G03G 21/00 538
FI (4件):
G03G 15/10 113 ,  G03D 3/00 E ,  G03D 3/02 ,  G03G 21/00 538

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