特許
J-GLOBAL ID:200903084075597538

固体高分子電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-217630
公開番号(公開出願番号):特開平5-054900
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】電極基材の反応ガス透過性を阻害することなく、固体高分子電解質膜中の水分の蒸発を防ぎ、かつ反応ガスの加湿量制御が容易な加湿装置を得る。【構成】反応ガス通路を介してアノ-ド電極に燃料を,カソ-ド電極に酸化剤を供給することにより発電を行う固体高分子電解質型燃料電池に、燃料および酸化剤の少なくとも一方側に300μm以下に微小粒子化した霧を添加する反応ガスの加湿装置を設ける。反応ガスの加湿装置は、反応ガス通路に連結された反応ガスの供給通路内に加圧水の噴霧ノズルを有する動力噴霧器、あるいは反応ガスの供給通路内に微小粒子化した霧の生成水面を有する超音波加湿器とする。また、加湿装置に、300μm以下に微小粒子化した霧を蒸気化する加熱手段として、反応ガス通路の出口側で分離したオフガスを反応ガスの供給通路側に還流するバイパス回路を設ける。
請求項(抜粋):
電解質としての固体高分子電解質膜、およびこの固体高分子電解質膜の両面に触媒層がそれぞれ密着するよう配されたアノ-ド電極およびカソ-ド電極と、反応ガス通路となる凹溝を有するガス不透過性板との積層体からなり、前記反応ガス通路を介してアノ-ド電極に燃料を,前記カソ-ド電極に酸化剤を供給することにより発電を行う固体高分子電解質型燃料電池において、前記燃料および酸化剤の少なくとも一方側に300μm以下に微小粒子化した霧を添加する反応ガスの加湿装置を備えてなることを特徴とする固体高分子電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10

前のページに戻る