特許
J-GLOBAL ID:200903084077426137

電圧比較器およびそれを用いたパイプライン型A/Dコンバータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-084012
公開番号(公開出願番号):特開平9-275342
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 高精度なパイプライン型A/Dコンバータを提供する。【解決手段】 A/Dコンバータブロック1のSH.SBT14は、第1フェーズでアナログ電圧をサンプリングするとともにオフセット電圧を出力し、第2フェーズではサンプリングしたアナログ電圧からA/Dコンバータ13の出力電圧を減算し減算結果を出力する。次段のA/Dコンバータブロック2のA/Dコンバータ42は、SH.SBT14の出力電圧の第2フェーズの値から第1フェーズの値を減算し減算結果をデジタルコードD3に変換する。SH.SBT14に含まれる差動増幅器33のオフセットの影響が除去され、高精度なA/D変換が可能となる。
請求項(抜粋):
クロック信号に同期して動作し、外部から与えられたアナログ電圧を所定ビット数のデジタルコードに変換するパイプライン型A/Dコンバータであって、前記クロック信号が第1の電位である期間に前記アナログ電圧をサンプリングし、前記クロック信号が第2の電位である期間に該サンプリングしたアナログ電圧を第1のデジタルコードに変換する第1のA/Dコンバータ、前記A/Dコンバータで生成された第1のデジタルコードをアナログ電圧に変換し該アナログ電圧を前記クロック信号が第2の電位である期間に出力するD/Aコンバータ、前記クロック信号が第1の電位である期間に前記外部から与えられたアナログ電圧をサンプリングするとともにオフセット電圧を出力し、前記クロック信号が第2の電位である期間に該サンプリングしたアナログ電圧から前記D/Aコンバータで生成されたアナログ電圧を減算し減算結果を出力する第1のサンプル/ホールド手段、前記第1のサンプル/ホールド手段の前記クロック信号が第2の電位である期間の出力電圧から前記クロック信号が第1の電位である期間の出力電圧を減算する第1の減算手段、前記減算手段の減算結果を第2のデジタルコードに変換する第2のA/Dコンバータ、および前記第1および第2のA/Dコンバータで生成された第1および第2のデジタルコードに基づいて前記所定ビット数のデジタルコードを生成する論理回路を備える、パイプライン型A/Dコンバータ。
IPC (4件):
H03M 1/14 ,  H03F 3/45 ,  H03M 1/10 ,  H03M 1/12
FI (4件):
H03M 1/14 A ,  H03F 3/45 Z ,  H03M 1/10 A ,  H03M 1/12 C

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