特許
J-GLOBAL ID:200903084078374505

可変抵抗要素を用いた力検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-273460
公開番号(公開出願番号):特開2003-083819
出願日: 2001年09月10日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】 消費電力を低減する。【解決手段】 基板110上に、カーボンからなる平板状の抵抗体RRを形成する。抵抗体RRの中央部に円形空隙領域を設け、半円状の接触用電極S1,S2を形成する。基板110の上方には、外力の作用により下方に変位する弾性変形体121を配置し、その下面に導電性ゴムからなる半球状の接触用導電体Cを取り付ける。端子T3,T4間の導通状態をモニタし、接触用電極S1,S2が導通したときにのみ、端子T1,T2間に所定の電圧を印加し、抵抗体RRを挟む二点間の抵抗値を測定する。大きな外力が作用すると、接触用導電体Cが下方へと押圧され、抵抗体RRに対する接触面積が大きくなるため、抵抗体RRを挟む二点間の抵抗値が減少することを利用し、測定した抵抗値に基づいて外力の大きさを検出する。
請求項(抜粋):
可変抵抗要素を利用して、作用した外力の大きさを検出する機能をもった力検出装置であって、板状の基板と、この基板に対向する位置に配置され、少なくとも一部分が弾性変形を生じる材料からなり、外力の作用に基づく弾性変形により前記基板に対して変位する構造をなす弾性変形体と、前記基板と前記弾性変形体との間に配置され、前記弾性変形体の変位によって加わる圧力に応じて所定の二点間の抵抗値が変化する性質をもつ可変抵抗要素と、一対の接触用電極を有し、通常は前記一対の接触用電極間が電気的に絶縁状態を維持し、前記弾性変形体に所定の大きさ以上の外力が作用したときには、前記弾性変形体の変形により前記一対の接触用電極間が電気的に導通状態となるような切替機能を果たす切替要素と、前記可変抵抗要素の前記二点間の抵抗値を電気信号として検出する検出回路と、を備え、前記検出回路が、前記二点間の抵抗値を電気信号として出力する検出機能を果たすことができる検出モードと、前記検出機能を果たすことはできないが前記検出モードよりも少ない消費電力で、前記検出モードへ移行するための待機状態を維持することができる待機モードと、の2つのモードを選択できるように構成され、前記一対の接触用電極間の電気的な状態が、絶縁状態である場合には前記待機モードが選択され、導通状態である場合には前記検出モードが選択されるように構成されていることを特徴とする可変抵抗要素を用いた力検出装置。
IPC (4件):
G01L 1/20 ,  G01L 5/16 ,  G06F 3/033 330 ,  H01C 10/10
FI (4件):
G01L 1/20 G ,  G01L 5/16 ,  G06F 3/033 330 A ,  H01C 10/10 A
Fターム (10件):
2F051AA21 ,  2F051AB07 ,  2F051BA07 ,  2F051DA03 ,  5B087BB15 ,  5B087BC12 ,  5B087BC33 ,  5B087CC36 ,  5E030AA20 ,  5E030BA29
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 力検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-318420   出願人:ニッタ株式会社

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