特許
J-GLOBAL ID:200903084081593994

少くとも1種の鉱水を封入した脂質小胞を含有する局所処置用組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 雄造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-062523
公開番号(公開出願番号):特開平6-009330
出願日: 1993年03月01日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 皮膚または爪の局所的処置用の組成物和提供する。【構成】 小胞の膜脂質相に少くとも1つの非イオン性両親媒性脂質を含有させる。水性分散相中に、少くとも1つの両親媒性脂質を含有する脂質相よりなる膜によって境界をつけられている小胞を含み、少くとも部分的にはその小胞が皮膚の処置のために活性な成分を形成する少くとも1つの鉱水よりなる閉じ込められている相を含有する。
請求項(抜粋):
小胞の膜脂質相が、(1)構造式【化1】[[この式で、-C3H5(OH)O-は一緒にまた個別に次の構造【化2】をとり、nは1〜6の平均統計値あるいは、-C3H5(OH)O-が構造-CH2-CHOH-CH2Oの場合には代りにn=1または2であり、R0は(a)炭素原子12〜30個を含有する飽和または不飽和、直鎖または分枝鎖の脂肪族鎖あるいはラノリンアルコールの炭化水素残基あるいは長鎖のα-ジオール残基:(b)R1が直鎖または分枝鎖C11-C29脂肪族基:(c)残基:【化3】[この式で、R2はR0について与えた意味(a)または(b)であり、-OC2H3(R3)-は一緒にまたは個別に【化4】{この式で、R3はR0について与えた意味(a)を持つ}である]である]]で表わされる直鎖または分枝鎖のグリセロール誘導体と(2)2つの脂肪鎖を含有する直鎖または分枝鎖のポリグリセロールエーテルと(3)脂肪鎖ジオールと(4)オキシエチレン化または非オキシエチレン化脂肪アルコールと、オキシエチレン化または非オキシエチレン化ステロール並にフィトステロールと(5)エチレンオキシド結合が直鎖または環状であることができる、オキシエチレン化または非オキシエチレン化ポリオールエーテル並にエステルと(6)モノ-またはポリ-サッカリドエーテル並にエステル及びグルコースエーテル並にエステルと(7)構造式【化5】{この式で、R4はC7-C21アルキル基またはアルケニル基であり、R5は飽和または不飽和のC7-C31炭化水素残基であり、COAは次の2つの基【化6】(この式で、Bはモノ-またはポリ-水酸化第一または第二アミンから誘導されるアルキル基であり、R6は水素原子、メチル基、エチル基またはヒドロキシエチル基である)およびZがC3-C7ポリオールの残基である-COOZとから選択される基である}で表わされるヒドロキシアミドと(8)天然または合成のセラミドと(9)ジヒドロキシアルキルアミン、オキシエチレン化脂肪アミンと(10)構造式【化7】{この式で、R7は直鎖のC14-C18アルキル基または、Aが-OR14であり、R14が直鎖のC10-C18アルキル基である-CH2A基であり、pは1より大きく、そして多くて3である平均統計値であり、更に、R7=-CH2Aの場合にはpが実際(非統計的)の値2であってもよい}で表わされるグリセロール誘導体とで形成される群から選択される、少くとも1つの非イオン性両親媒性脂質を含有することを特徴とする、水性分散相中に、少くとも1つの両親媒性脂質相を含有する脂質よりなる膜により境界をつけられている小胞を包含し、少くとも部分的には、その小胞が、皮膚の処置のために活性成分を形成する少くとも1つの鉱水よりなる閉じ込められた相を含有する、皮膚または爪の局所処置用の組成物。
IPC (2件):
A61K 7/00 ,  A61K 7/04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-253015
  • 特開昭56-108528
  • 特開昭62-004254

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