特許
J-GLOBAL ID:200903084082207400

重金属安定化剤の適正添加量の決定方法および廃棄物の薬剤処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-079353
公開番号(公開出願番号):特開平10-337550
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 より正確に金属安定化剤の適性添加量を決定できる重金属安定化剤の適正添加量の決定方法およびこれを適用した廃棄物の薬剤処理方法を提供する。【解決手段】 廃棄物からサンプルを採取し、サンプルの所定量に対して液体キレート剤を添加してサンプル中の重金属と液体キレート剤とを反応させ、液体キレート剤を添加したサンプルについて、液体キレート剤について特異的な波長における吸光度IBを求め、吸光度IBからサンプル中の未反応の液体キレート剤の量Bを求め、空試験により添加した液体キレート剤の全量に相当する波長における吸光度IAを求め、吸光度IAから添加した液体キレート剤の全量Aを求める。この全量Aと量Bの差から重金属と反応した液体キレート剤の量Cを求め、この量Cとサンプルの所定量との比に基づいて廃棄物を処理するに適正な液体キレート剤の添加量を決定する。
請求項(抜粋):
廃棄物からサンプルを採取する工程、前記サンプルの所定量に対して液体キレート剤を添加して前記サンプル中の重金属と前記液体キレート剤とを反応させる工程、前記液体キレート剤を添加した前記サンプルについて、前記液体キレート剤について特異的な波長における吸光度IBを求め、当該吸光度IBから前記サンプル中の未反応の液体キレート剤の量Bを求める工程、空試験により前記添加した液体キレート剤の全量に相当する前記波長における吸光度IAを求め、当該吸光度IAから前記添加した液体キレート剤の全量Aを求める工程、前記添加した液体キレート剤の全量Aおよび前記未反応の液体キレート剤の量Bの差から前記重金属と反応した液体キレート剤の量Cを求める工程、および、前記反応した液体キレート剤の量Cと前記サンプルの所定量との比に基づいて前記廃棄物を処理するに適正な前記液体キレート剤の添加量を決定する工程を具備することを特徴とする重金属安定化剤の適正添加量の決定方法。
IPC (3件):
B09B 3/00 ,  B09B 3/00 ZAB ,  G01N 21/31
FI (3件):
B09B 3/00 304 G ,  G01N 21/31 A ,  B09B 3/00 ZAB

前のページに戻る