特許
J-GLOBAL ID:200903084085406137

トロイダル型無段変速機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-073691
公開番号(公開出願番号):特開平6-288454
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】コストを上昇させることなく、増速側と減速側においてパワーローラの押し付け力を適切な値に設定することができるトロイダル型無段変速機を提供する。【構成】トロイダル型無段変速機において、入力ディスク20rの転動面28rと出力ディスク22rの転動面30rの内の一方の転動面28rの曲率半径が他方の転動面30rの曲率半径より大きく設定されていると共に、変速比の可変範囲の略中央におけるパワーローラ24cと一方の転動面28rの接点cと、一方の転動面28rの曲率中心Bとを結ぶ直線が、他方の転動面30rの曲率中心A上を通る様に、2つの転動面28r,30rの曲率中心位置が設定されている。
請求項(抜粋):
コーン形の第1の転動面を有する入力ディスクと、該入力ディスクと同軸上に配置され、前記第1の転動面と対向するコーン形の第2の転動面を有する出力ディスクと、前記第1の転動面が前記第2の転動面に接近する方向に前記入力ディスクを付勢するためのローディングカムと、このローディングカムと並列に配設され、前記ローディングカムの付勢方向と平行な方向に前記入力ディスクを付勢するための弾性部材と、前記第1の転動面と前記第2の転動面間に配設され、前記第1及び第2の転動面の双方に接触しながら回転することにより前記入力ディスクの回転力を前記出力ディスクに伝達するパワーローラとを備え、該パワーローラが前記第1の転動面と前記第2の転動面に対して傾転することにより、前記入力ディスクと前記出力ディスクの回転速度比を変化させる様になされたトロイダル型無段変速機において、前記第1の転動面と前記第2の転動面の内の一方の転動面の曲率半径が他方の転動面の曲率半径より大きく設定されていると共に、変速比の可変範囲の略中央における前記パワーローラと前記一方の転動面の接点と、前記一方の転動面の曲率中心とを結ぶ直線が、前記他方の転動面の曲率中心上を通る様に、前記第1及び第2の転動面の曲率中心位置が設定されていることを特徴とするトロイダル型無段変速機。

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