特許
J-GLOBAL ID:200903084110804550

イオン交換樹脂及びこれを用いるビスフェノールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-129577
公開番号(公開出願番号):特開平10-314595
出願日: 1997年05月20日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 アセトンの転化率が高く、4,4′-ビスフェノールAの選択率が高く、且つ良好な安定性を有する、フェノールとアセトンとの縮合反応によりビスフェノールAを製造するための触媒として有用な変性強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂及びこれを用いるビスフェノールの製造方法の提供。【解決手段】 1.下記一般式(I)で示されるメルカプト基を有するキノリン類が強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂にイオン結合してなる変性強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂。【化1】(式中、X及びYは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1又は2のアルキル基、炭素数5ないし10のシクロアルキル基又はアリール基を表わし、nは2ないし4の整数を表わす。また、メルカプト基を有する置換基の結合位置は、キノリンの2、3、4、6又は8位のいずれかである)2.1項に記載の変性強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂の存在下に、フェノール類とケトン類とを反応させることを特徴とするビスフェノールの製造方法。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で示されるメルカプト基を有するキノリン類が強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂にイオン結合してなる変性強酸性スルホン酸型イオン交換樹脂。【化1】(式中、X及びYは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1又は2のアルキル基、炭素数5ないし10のシクロアルキル基又はアリール基を表わし、nは2ないし4の整数を表わす。また、メルカプト基を有する置換基の結合位置は、キノリンの2、3、4、6又は8位のいずれかである)
IPC (5件):
B01J 31/10 ,  B01J 39/16 ,  C07C 37/20 ,  C07C 39/16 ,  C07B 61/00 300
FI (5件):
B01J 31/10 Z ,  B01J 39/16 ,  C07C 37/20 ,  C07C 39/16 ,  C07B 61/00 300

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