特許
J-GLOBAL ID:200903084114028511

薬液用ブロー容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-161676
公開番号(公開出願番号):特開平6-142160
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 柔軟性に富み、透明性が良好で内部に収容した薬液を透視することができ、ブロー成形によっても肉厚が不均一になることがなく、高温度で滅菌処理を行っても、白化や失透したり変形したりすることのない十分な耐熱性を有する薬液用ブロー容器を提供する。【構成】 薬液用ブロー容器1は、内層7、外層8および中間層9の3層パリスンをブロー成形することにより成形される。内層7および外層8はα-オレフィンの短鎖分岐が1〜15個であり、密度が0.930〜0.970g/cm3の線状ポリエチレン(A)で構成する。中間層9は、α-オレフィンの短鎖分岐が20〜70個であり、密度が0.890〜0.925g/cm3の線状ポリエチレン(B)95〜50重量%と密度が0.915〜0.935g/cm3の高圧法ポリエチレン5〜50重量%との混合物で、その混合物の密度が0.890〜0.925g/cm3である。中間層9の肉厚は少なくとも全体の肉厚の40〜80%である。
請求項(抜粋):
内層、外層および中間層の多層パリスンをブロー成形することにより成形される薬液用ブロー容器において、上記内層および外層はα-オレフィンの短鎖分岐が1〜15個であり、密度が0.930〜0.970g/cm3の線状ポリエチレン(A)で構成し、上記中間層にはα-オレフィンの短鎖分岐が20〜70個であり、密度が0.890〜0.925g/cm3の線状ポリエチレン(B)95〜50重量%と密度が0.915〜0.935g/cm3の高圧法ポリエチレン5〜50重量%との混合物で、その混合物の密度が0.890〜0.925g/cm3であり、上記中間層の肉厚を少なくとも全体の肉厚の40〜80%としたことを特徴とする薬液用ブロー容器。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭62-044256
  • 特開昭59-181165
  • 特開昭58-165866
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