特許
J-GLOBAL ID:200903084117829892

歯車式機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-005434
公開番号(公開出願番号):特開平5-256268
出願日: 1993年01月14日
公開日(公表日): 1993年10月05日
要約:
【要約】【目的】 雑音発生を低下でき、機械効率の向上が図れる歯車式機械を提供する。【構成】 内歯リングギヤ3およびこれよりも歯数が1枚少ないピニオン6が噛合する。雑音を低下させるため、ピニオン6の歯厚は、内歯リングギヤ3の歯厚の半分である。両歯車が最も深く噛合する点に対向する領域において、クリアランスが最小限の大きさであるにも関わらず、歯先間を自由にするために、内歯リングギヤ3及び/又はピニオン6のサイクロイドを平坦化する。
請求項(抜粋):
液体又は気体用のポンプ或はモータに使用される歯車式機械であって、吸引用開口部及び排出用開口部を有する歯車チャンバを含むハウジングと、該歯車チャンバ内に設けられた内歯リングギヤと、該ハウジング内の該内歯リングギヤの内側に回転可能に設けられ、該内歯リングギヤよりも1枚少ない数の歯を有し、該内歯リングギヤと噛合し、回転時に、それ自身の歯と該内歯リングギヤの歯との間に、該吸引用開口部から該排出用開口部に液体又は気体を送るための、回転、膨張および収縮する液体セルを形成するピニオンとを備え、該ピニオンの歯先及び該内歯リングギヤの歯溝が、該ピニオン及び該内歯リングギヤのピッチ円上の第1のサイクロイド生成円が回転することにより生成される外サイクロイド形状を有し、該ピニオンの歯溝および該内歯リングギヤの歯先が、該ピニオン及び該内歯リングギヤのピッチ円上の第2のサイクロイド生成円が回転することにより生成される内サイクロイド形状を有し、該第1のサイクロイド生成円の半径が該第2のサイクロイド生成円の半径と異なる歯車式機械において、対応するピッチ円上で測定された、該内サイクロイドにより規定される該ピニオンの歯溝及び該内歯リングギヤの歯先の周長が、対応するピッチ円上で測定された、該外サイクロイドにより規定される該ピニオンの歯先及び該内歯リングギヤの歯溝の周長の1.5倍〜3倍であり、該外サイクロイド及び/又は該内サイクロイドの各平坦化量又はその合計が、該内歯リングギヤと該ピニオンとが最も深く噛合する点に対向する領域における歯先間において必要な相対的に大きなクリアランスに相当し、更に該ピニオンと該内歯リングギヤとが互いに最も深く噛合する点におけるクリアランスが大幅に小さくなるまで、該2つのサイクロイドが平坦化されている歯車式機械。
IPC (4件):
F04C 2/10 341 ,  F01C 1/02 ,  F03C 2/08 ,  F04C 18/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-126145

前のページに戻る