特許
J-GLOBAL ID:200903084121085989
C型肝炎ウイルスの簡易検出法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐々木 功 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-332682
公開番号(公開出願番号):特開平7-184695
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) 技術を利用する C 型肝炎ウイルス(HCV) の高感度な且つ信頼性の高い簡易検出法を提供する。【構成】 検体からの HCV の抽出工程から 2 回目の PCR 完了迄の工程を唯 1本の反応チューブ内で実施する C 型肝炎ウイルスの簡易検出法であって、1 回目の PCR には 5'-ACTCCACCATAGATCACTCC-3' の塩基配列を有するセンスプライマーと、5'-AACACTACTCGGCTAGCAGT-3' の塩基配列を有するアンチセンスプライマーとを使用し、2 回目の PCR には5'-非翻訳領域における 5'-TCTTCACGCAGAAAGCGTCTAGCCA-3' の塩基配列を有するセンスプライマーと、5'-CAATTCCGGTGTACTCACCGGTTCC-3' の塩基配列を有するアンチセンスプライマーとを使用し、Mg2+ の終濃度を 1 回目及び2 回目の PCR において、それぞれ 6.2 及び 4.5mM に設定し且つ 1 回目の PCRにおける KCl の終濃度を 120 - 140mM に設定する。【効果】 コンタミネーションを生じることがなく、高感度であり且つ再現性において優れている。
請求項(抜粋):
検体からの C 型肝炎ウイルスの抽出工程、逆転写反応によりウイルス RNA から cDNA を合成する工程と、第 1 回ポリメラーゼ連鎖反応による cDNA の増幅工程と、増幅した DNA 産物を第 2 回ポリメラーゼ連鎖反応によって再増幅させる工程とを唯 1 本の反応チューブ内で実施する C 型肝炎ウイルスの簡易検出法であって、第 1 回ポリメラーゼ連鎖反応には C 型肝炎ウイルスの5'-ACTCCACCATAGATCACTCC-3' (配列番号 1)なる塩基配列を有するプライマーと、5'-AACACTACTCGGCTAGCAGT-3' (配列番号 2)なる塩基配列を有するプライマーとを使用し、第 2 回ポリメラーゼ連鎖反応には5'-TCTTCACGCAGAAAGCGTCTAGCCA-3' (配列番号 3)なる塩基配列を有するプライマーと、5'-CAATTCCGGTGTACTCACCGGTTCC-3' (配列番号 4)なる塩基配列を有するプライマーとを使用し、第 1 回目と第 2 回目の増幅工程において、実施されている工程反応液中の Mg2+ の終濃度をそれぞれ 6.2mM と4.5mM に設定し且つ第 1 回目の増幅工程において、実施されている工程反応液中の塩化カリウムの終濃度を 120 - 150mM に設定することを特徴とする、C 型肝炎ウイルスの簡易検出法。
IPC (4件):
C12Q 1/68
, C12M 1/34
, C12N 15/09
, C12Q 1/70 ZNA
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