特許
J-GLOBAL ID:200903084123328323

擁壁構造とその施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-139310
公開番号(公開出願番号):特開平6-057768
出願日: 1992年05月29日
公開日(公表日): 1994年03月01日
要約:
【要約】【目的】 擁壁の施工期間を短くする。【構成】 プレキャストコンクリート製壁版部11と、該壁版部11の下部の両側方へ突出する基版部12とを一体形成する。該基版部12に、地盤に打ち込まれた杭16が挿入される貫通孔15を設ける。該貫通孔15は、杭16の軸に沿って漸次拡径したテーパ面17を形成し、これら貫通孔15と杭16との間にコンクリート18を打設する。【効果】 壁版部と基版部とが一体形成されているため、壁版部を工場等で施工できるため、現場で型枠設置・脱型作業、配筋作業を不要にでき、擁壁の施工に要する作業工程を少なくできるから、擁壁の施工期間を短くでき、擁壁の施工に要する費用を低減できる。
請求項(抜粋):
プレキャストコンクリート製壁版部と、該壁版部の下部に当該壁版部の両側方へ突出する基版部とが一体に形成され、該基版部に地盤に打ち込まれた杭の上端部を挿入する貫通孔が設けられ、該貫通孔には杭の軸に沿って漸次拡径したテーパ面が形成され、これら貫通孔と杭との間に場所打ちコンクリートが打設されてなることを特徴とする擁壁構造。

前のページに戻る