特許
J-GLOBAL ID:200903084131352888
振動モータ、並びにその製造および使用の方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岩見谷 周志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-569961
公開番号(公開出願番号):特表2003-528563
出願日: 2001年03月21日
公開日(公表日): 2003年09月24日
要約:
【要約】単一の圧電物質(22)を第1の周波数で励起し、共振器(24)において2つの振動モードを発生させ、被駆動素子(42)と摩擦接触する共振器の選択された接触部分(44)で第1の方向に第1の楕円運動(100a)を引き起こし、第1の方向に被駆動素子を動かす。第2の周波数により同じ圧電物質(22)を励起し、共振器の2つの振動モードを発生させ、選択された接触部分(44)で第2の方向に第2の、好ましくは楕円の、運動(100b)を引き起こし、被駆動素子(42)を第2の方向に動かす。圧電物質は、共振器による圧縮でプリロードされる。プリロードを維持するため、共振器の壁に対して降伏点を超える応力がかけられる。圧電物質の末端を特別な形状にすることで、プリロードしやすくなる。圧電物質は被駆動素子を介してセンサ間で振動信号をやり取りし、圧電素子または共振器に関する被駆動素子の位置を決定できる。逆に、圧電素子は、被駆動素子を介して渡された振動または電気信号を受け取り、被駆動素子の位置を決定できる。共振器は被駆動素子に弾力的に押し付けられ、またその逆に、被駆動素子は共振器に弾力的に押し付けられる。複数の共振器で、共通被駆動素子を駆動できる。
請求項(抜粋):
被駆動素子を動かす振動システムであって、前記システムの使用中に前記被駆動素子と係合するように配置されている選択した接触部分を有する共振器と駆動連絡している駆動素子を有する振動素子を有し;該駆動素子および該共振器は該共振器が前記駆動素子に供給される第1の周波数で第1の信号により少なくとも2つの振動モードで同時に共振するように励起されたときに、第1の楕円運動で前記選択された接触部分を動かすように構成されており;得られる運動は、前記被駆動素子と選択した接触部分とが十分接触を維持して前記被駆動素子の所望の運動を発生するときに、前記被駆動素子を動かすのに十分な振幅を持っており;前記少なくとも2つの振動モードが、少なくとも1つは前記共振器の純粋な縦モードまたは曲げモードを含まないように選択されて、前記第1の楕円運動を発生することを特徴とする上記の振動システム。
IPC (2件):
FI (4件):
H02N 2/00 C
, H01L 41/08 C
, H01L 41/08 J
, H01L 41/08 K
Fターム (9件):
5H680AA18
, 5H680BB02
, 5H680CC02
, 5H680DD23
, 5H680DD34
, 5H680DD35
, 5H680DD45
, 5H680DD67
, 5H680DD73
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平2-164286
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特開昭60-148388
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特開平3-198388
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