特許
J-GLOBAL ID:200903084133248123

負荷率に基づいた処理要求実行順序制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-215597
公開番号(公開出願番号):特開平8-077029
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】複数の計算プロセッサとサーバプロセッサから構成される計算機システムにおいて、プロセッサ間で同期を取って処理を遂行する形態のアプリケーションプログラムを効率的に実行することを目的する。【構成】ジョブ割り当てプロセッサJはジョブ数が均等化されるように計算プロセッサA〜Eにジョブを割り当てる。計算プロセッサ上のプロセスが処理要求メッセージをサーバプロセッサSに送信する。サーバプロセッサは、処理要求を受信後、処理要求の送信元の計算プロセッサの負荷状況、処理要求を送信したプロセスのスケジューリング優先度を考慮して処理要求の実行優先度を決定し、決定した順序に従って処理要求を実行し、応答を計算プロセッサに返信する。このため、計算プロセッサ間での処理の進み具合が調整され、複数プロセッサを連携させて処理を進める形態のプログラムを効率的に実行できる。
請求項(抜粋):
メモリとCPUからなるプロセッサを複数結合した計算機システムにおいて、CPU依存の計算処理を主体に行う計算プロセッサと、I/O処理、ネットワーク処理等の各プロセッサに共通の機能を提供し、かつ、計算プロセッサからの処理要求を実行するサーバプロセッサと、ユーザから投入されたジョブを計算プロセッサに均等に割り当てるジョブ割当プロセッサから構成され、計算プロセッサ上では、自プロセッサの負荷状況を検知する手段を有し、計算プロセッサ上のプロセスがサーバプロセッサへ処理要求を通知する際に、そのプロセスのスケジューリング優先度と検知したプロセッサの負荷状況を通知する手段を有し、処理要求をサーバプロセッサにおいて実行する際に、処理要求を送信したプロセスのスケジューリング優先度とプロセッサの負荷の状況に基づいて実行順序と実行の優先度を制御することを特徴とする処理要求実行順序制御方式。
IPC (2件):
G06F 9/46 360 ,  G06F 15/16 380

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