特許

J-GLOBAL ID：200903084147071277

二相ステンレス鋼熱延鋼帯の製造方法

発明者： 鎮守 辰雄 ,  坂本 弘樹
出願人/特許権者： 住友金属工業株式会社
代理人 (1件)： 穂上 照忠
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-232001
公開番号（公開出願番号）：特開平6-081037
出願日： 1992年08月31日
公開日（公表日）： 1994年03月22日
要約：

【要約】【目的】耳割れ、コイル破断のない二相ステンレス鋼熱延鋼帯の製造方法を提供する。【構成】下記Iの?@および?Aの化学組成をもつ二相ステンレス鋼の連続鋳造スラブを、下記IIのプロセスで処理する。I.連続鋳造スラブの化学組成(質量%)?@ C: 0.2%以下、 Si: 2.0%以下、 Mn: 2.0%以下、P:0.04%以下、 S:0.03%以下、 Cr:20〜35%、Mo:0.5 〜 6.0%、N:0.08〜0.30%、Ni:4.0〜9.0 %、B:0.0020〜0.0080%、sol.Al:0.015〜0.050 %、Ca:0.0010〜0.0080%、残部Feおよび不可避不純物。?A 上記?@の合金成分に加えて、更に、Cu:0.60%以下、W:0.05〜0.8 %、V:0.05〜 1.5%、Nb:0.01〜 0.5%およびTi:0.01〜 0.5%の中の1種以上を含有する組成。II. 処理プロセス上記組成の連続鋳造スラブを1200〜1300°Cの温度に加熱し、仕上温度 950°C以上で熱間圧延し、450 °C以下で巻き取る。

請求項（抜粋）：

質量%で、C: 0.2%以下、Si: 2.0%以下、Mn: 2.0%以下、P:0.04%以下、S:0.03%以下、Cr:20〜35%、Mo:0.5 〜 6.0%、N:0.08〜0.30%、Ni:4.0 〜 9.0%、B:0.0020〜0.0080%、sol.Al:0.010 〜 0.050%およびCa:0.0010〜0.0080%を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなる二相ステンレス鋼の連続鋳造スラブを、1200〜1300°Cの温度に加熱し、仕上温度 950°C以上で熱間圧延し、450 °C以下で巻き取ることを特徴とする二相ステンレス鋼熱延鋼帯の製造方法。

IPC (5件)：

C21D 8/02 ,  C21D 6/00 102 ,  C21D 9/46 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/58

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平2-025203
  
• 特開平1-100248
  
• 特開平3-229839
  
• 特開平2-258956