特許
J-GLOBAL ID:200903084147699730

エージェントおよび分散制約充足方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  内藤 浩樹 ,  永野 大介
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2006308836
公開番号(公開出願番号):WO2006-118193
出願日: 2006年04月27日
公開日(公表日): 2006年11月09日
要約:
エージェントは、変数データを記憶する変数記憶部と、制約データを記憶する制約記憶部と、変数変更禁止期間データを記憶する変数変更禁止期間記憶部と、変数データが制約データを満たしているかと満たすための容易度を示す改善容易度データを生成する改善容易度生成部と、近隣のエージェントと改善容易度データを送受信する通信部と、近隣のエージェントの改善容易度データを記憶する近隣状況記憶部と、改善容易度データと近隣のエージェントの改善容易度データとを比較し、変数変更禁止期間データに応じて、制約違反を解消するように変数データを変更するとともに変数変更禁止期間データを更新する制約解決部とを備え、多くのエージェントが非同期で協調して制約違反を解消して、局所最適解に陥ることなく集合全体がより早く解に到達するエージェントが得られる。
請求項(抜粋):
複数のエージェントが非同期で協調して解を求めるエージェントにおいて、 求める前記解の現在の値を示す変数データを記憶する変数記憶部と、 前記変数データと近隣のエージェントが記憶する変数データとの値の組合せを示す制約データを記憶する制約記憶部と、 前記変数データの変更を禁止する期間を示す変数変更禁止期間データを記憶する変数変更禁止期間記憶部と、 自エージェントの前記変数データが前記制約データを満たすための容易度を示す改善容易度データを生成する改善容易度生成部と、 前記変数データと前記改善容易度生成部が生成した前記改善容易度データとを前記近隣のエージェントと送受信する通信部と、 前記近隣のエージェントより取得した改善容易度データおよび変数データを記憶する近隣状況記憶部と、 前記改善容易度生成部が生成した前記改善容易度データと前記近隣状況記憶部に格納している前記近隣のエージェントの改善容易度データとを比較し、前記変数変更禁止期間データに応じて、前記近隣状況記憶部に格納している前記近隣のエージェントの変数データとの間の制約違反を解消するように前記変数データを前記制約データの組合せを満たす値に変更するとともに、前記変数変更禁止期間データをあらかじめ定められた期間に設定する制約解決部と を備えるエージェント。
IPC (1件):
G06N 5/04
FI (2件):
G06N5/04 552 ,  G06N5/04 550Q

前のページに戻る