特許
J-GLOBAL ID:200903084148627619

振動型角速度検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333559
公開番号(公開出願番号):特開平9-170927
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 温度センサを用いることなく角速度信号の温度補正を精度よく行う。【解決手段】 振動体に、駆動用圧電素子30a、30b、検出用圧電素子40a、40b、振動参照用圧電素子50a、50bを設け、振動参照用圧電素子50a、50bの出力信号により、増幅回路70、位相回路80、整流回路90、基準電圧発生回路100、差動増幅回路110、掛算回路120を用いて、駆動用圧電素子30a、30bに駆動電圧を印加する帰還制御ループを構成し、振動体を一定振幅で振動させる。また、振動体の振動時の検出用圧電素子40a、40bの出力信号により、角速度信号が出力される。ここで、差動増幅回路110の出力電圧は振動体の温度に対応した信号となり、この信号を用いて補正信号作成回路160にて補正信号を作成し、加算回路170にて角速度信号とその補正信号を加算することにより、角速度信号の温度補正を行う。
請求項(抜粋):
振動体(20)と、この振動体を振動させる駆動用圧電素子(30a、30b)と、この駆動用圧電素子により前記振動体を振動させた時に、その振動方向と直交する振動成分の信号を出力する検出用圧電素子(40a、40b)と、前記振動体の振動方向に応じた信号を出力する振動参照用圧電素子(50a、50b)と、前記検出用圧電素子の出力信号に基づいて角速度信号を出力する角速度信号出力手段(60、130〜150)と、前記振動参照用圧電素子の出力信号に基づき、前記振動体を一定の振幅で振動させるように前記駆動用圧電素子に駆動電圧を出力する帰還制御手段(70、80〜120)と、前記振動参照用圧電素子の出力信号に基づき前記出力された角速度信号を温度補正する補正手段(160、170)とを備えた振動型角速度検出装置。
IPC (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
FI (2件):
G01C 19/56 ,  G01P 9/04
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-297874
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-297874

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