特許
J-GLOBAL ID:200903084150882065

直交復調回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-227836
公開番号(公開出願番号):特開平10-056487
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】ロールオフフィルタをディジタル化して内蔵する等してループ遅延が増大した場合に、チャネル変更等で大きな周波数変動が生じた場合でも、速やかで安定な搬送波再生が可能な直交復調回路の提供。【解決手段】セレクタ13及び14を、誤り検出/訂正回路17が検出する誤りの数が予め設定した閾値を超えた時はA/D変換器7、8からの信号を選択し、それ以外の時は波形等化器12の出力を選択して搬送波位相誤差検出回路11にフィードバックするように搬送波再生ループを構成することで、大きな周波数変動が生じ誤りが多く検出される時に信号歪みは大きいが遅延の小さく応答の早いループを用いてある程度の周波数まで追い込み、周波数変動が少なくなり誤りが少なくなった時に遅延は大きいが波形等化後の信号歪みの小さい信号を用いることで安定したループを構成できる。
請求項(抜粋):
多値QAM信号を2分岐し、これらを2つの混合器にて、局部搬送波発振器の出力を分岐した互いに90°位相差を持った2つの局部搬送波と、各々乗算検波し、復調して得られたアナログ同相信号とアナログ直交信号とを、A/D変換器で識別し符号化してなるディジタル同相信号とディジタル直交信号を、それぞれ低域ろ波処理を行った後、波形等化器で波形等化してなる同相復調信号と直交復調信号を符号変換を行い、該符号変換出力の誤り検出/訂正を行う手段を備えた直交復調回路において、検出したディジタル位相誤差信号をD/A変換しアナログ信号として前記局部搬送波発信器にフィードバックする搬送波位相誤差検出手段の入力に対して、前記誤り検出/訂正手段にて検出される、同期はずれ又は誤り発生回数が予め定めた所定値を超えた場合には、前記A/D変換器のからのディジタル同相信号及びディジタル直交信号を選択して供給し、これ以外の時には、前記波形等化器の出力を選択して供給する、ように切替制御する、ことを特徴とする直交復調回路。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-361448
  • 特開平2-150145

前のページに戻る