特許
J-GLOBAL ID:200903084152011576

遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 峯岸 武司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-159241
公開番号(公開出願番号):特開2007-325745
出願日: 2006年06月08日
公開日(公表日): 2007年12月20日
要約:
【課題】 従来の遊技機では、電源供給が開始された直後等に、供給電源の電圧が十分でないことにより、電断時処理が実行されてスタックオーバーフローを起こしてしまう。【解決手段】 電源基板の電源回路から電源供給が開始されてメインCPUが制御を開始した後、電源断時処理が実行されても、電源監視ICのVSB端子に入力される電源電圧Vが所定の電圧(17.2[V])に低下していない状態に確保されていれば、S108およびS109の処理により、メインRAMへのアクセスが許可されない。このため、メインRAMのスタックエリアへ退避したレジスタの値の復帰が行われていない状態において、既に退避したデータがあるスタックエリアに対し、再度レジスタの値が退避されてしまう多重スタックが起こることが防止できる。この結果、スタックオーバーフローを起こすことが無くなる。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
遊技処理を制御する制御手段と、 この制御手段の制御に用いられるレジスタの値が退避されるスタックエリアを有する記憶手段と、 供給電源からの電源供給が遮断された時でも前記記憶手段へその動作電源を供給して前記記憶手段の記憶内容を保持させるバックアップ電源と、 前記供給電源の電圧を監視し、前記供給電源の電圧が所定の電圧に低下したときに前記制御手段へ検出信号を出力する電源監視手段とを備え、 前記制御手段は、 前記電源監視手段から前記検出信号が出力されると前記レジスタの値を前記記憶手段のスタックエリアへ退避させるとともに、制御状態を前記検知信号が検知されたときの状態に復旧するために必要なデータを前記記憶手段に保存した後、前記記憶手段へのアクセスを禁止する処理を行う電源断時処理と、 所定の復帰条件が成立したときに前記記憶手段のスタックエリアに退避されていたレジスタの値を前記レジスタに復帰させるとともに、前記記憶手段に保存しておいた前記データに基づいて制御状態を前記検知信号が検知されたときの状態に復旧させる復旧処理と を行う遊技機において、 前記制御手段は、前記供給電源から電源供給が開始されて制御を開始した後、前記供給電源の電圧が所定の電圧に低下していない状態を確保して、前記記憶手段へのアクセスを許可するアクセス許可制御手段を有することを特徴とした遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (2件):
A63F7/02 304Z ,  A63F7/02 326Z
Fターム (2件):
2C088BC58 ,  2C088EA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-275717   出願人:株式会社三共
審査官引用 (1件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-202204   出願人:株式会社三共

前のページに戻る