特許
J-GLOBAL ID:200903084155403033

クロマトグラフのデータ処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-233241
公開番号(公開出願番号):特開平9-054072
出願日: 1995年08月17日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 ピークが検出されてもそれがノイズの可能性の高いものである場合には定量を行なわないようにすることによって、求められた定量データの信頼性を高める。【解決手段】 ピーク検出部2はクロマトグラフからの検出信号について波形処理パラメータに基づいてピークを検出し、そのピークの面積、保持時間又はスペクトルなどのデータを求め、データ記憶部4はそのデータを記憶する。同定部8は条件記憶部6に記憶されているピーク同定条件に基づき、ピーク検出部2で求められたピークの同定を行ない、S/N値算出・比較部10は同定部8で同定されたピークについてS/N値を算出し、条件記憶部6に記憶されている最小S/N値と比較する。定量部12はS/N値算出・比較部10で最小S/N値より大きいS/N値をもつと判定されたピークについてのみデータ記憶部4に記憶されているデータから定量を行なう。
請求項(抜粋):
クロマトグラフからの検出信号について波形処理パラメータに基づいてピークを検出し、そのピークの面積、保持時間又はスペクトルなどのデータを求めるピーク検出部2と、ピーク検出部2で求められたピークのデータを記憶するデータ記憶部4と、ピークの保持時間又はスペクトルなどのピーク同定条件、及び最小S/N値を記憶している条件記憶部6と、条件記憶部6に記憶されているピーク同定条件に基づき、ピーク検出部2で求められたピークの同定を行なう同定部8と、同定部8で同定されたピークについてS/N値を算出し、条件記憶部6に記憶されている最小S/N値と比較するS/N値算出・比較部10と、S/N値算出・比較部10で最小S/N値より大きいS/N値をもつと判定されたピークについてのみデータ記憶部4に記憶されているデータから定量を行なう定量部12と、を備えたことを特徴とするデータ処理装置。
FI (3件):
G01N 30/86 G ,  G01N 30/86 E ,  G01N 30/86 M
引用特許:
審査官引用 (2件)

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