特許
J-GLOBAL ID:200903084162895669

電磁連結装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-205807
公開番号(公開出願番号):特開2001-032857
出願日: 1999年07月21日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 アーマチュアの耐震性向上が図られる電磁連結装置を提供する。【解決手段】 有頭部材22の大径円筒部22aに嵌合された防振ゴム23は、有頭部材22の頭部22bとストッパプレート18との間に介在されている。また防振ゴム23には、円板部23aの外周面に一体に形成された外側円筒部23bと、この外側円筒部23bの内側に間隔を隔て円板部23aに一体に形成された内側円筒部23cが設けられている。大きな外部振動によりアーマチュア5が揺動すると、有頭部材22の頭部22bにより防振ゴム23の外側円筒部23bと内側円筒部23cが圧縮されるので、アーマチュア5の耐震性は向上される。
請求項(抜粋):
アーマチュアハブと、このアーマチュアハブのフランジ部に基端部が固定された板ばねと、この板ばねの自由端部が固定されたアーマチュアと、このアーマチュアの反摩擦面側に配設され前記アーマチュアハブのフランジ部に延設されたストッパプレートと、このストッパプレートの貫通穴に挿通された大径円筒部と、この大径円筒部の一方の端部に形成され前記ストッパプレートの反アーマチュア側の側面と間隔を隔て対向するとともに円錐状の外周壁部が形成された頭部と、前記大径円筒部の他方の端部に形成され前記アーマチュアに固定された小径円筒部が設けられ、前記大径円筒部の端面が前記アーマチュアの反摩擦面側に当接した有頭部材と、この有頭部材の大径円筒部に嵌合された円板部と、この円板部の外周面に一体に形成され両端面が突出した外側円筒部と、この外側円筒部の内側に間隔を隔て前記円板部に一体に形成され両端面が突出した内側円筒部が設けられ、前記有頭部材の頭部と前記ストッパプレートの反アーマチュア側の側面との間に介在された防振ゴムと、前記有頭部材の大径円筒部に嵌合され、かつ前記アーマチュアの反摩擦面側の側面と前記ストッパプレートのアーマチュア側の側面との間に介在されたストッパゴムと、前記アーマチュアの摩擦面とエアギャップを隔て対向したアーマチュア吸着部材と、前記アーマチュアを前記アーマチュア吸着部材に磁気吸着する磁束を発生する電磁コイルを設け、前記ストッパプレートの反アーマチュア側の側面と前記有頭部材の外周壁部先端との間に形成される隙間を前記エアギャップより大きな寸法の隙間としたことを特徴とする電磁連結装置。

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