特許
J-GLOBAL ID:200903084165579121

耐摩耗性のすぐれた遊離黒鉛析出鉄系焼結材料製ピストンリング耐摩環

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-088554
公開番号(公開出願番号):特開2000-282192
出願日: 1999年03月30日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 耐摩耗性にすぐれ、かつ相手攻撃性の小さい遊離黒鉛析出鉄系焼結材料製ピストンリング耐摩環を提供する。【解決手段】 ピストンリング耐摩環を、重量%で、遊離黒鉛形成成分および素地強化成分として、C:0.5〜5%、いずれも素地形成成分として、Cr:0.5〜5%、Mn:0.2〜1%、S:0.05〜1%、B:0.05〜1%、Ni:10〜20%、Cu:1〜8%、を含有し、さらに必要に応じてMo:0.1〜2%、を含有し、さらに600〜1800のビッカース硬さを有する高合金硬質粒子:1〜35%、を含有し、残りが素地形成成分としてのFeと不可避不純物からなる組成、並びに素地が実質的にオーステナイトからなり、遊離黒鉛は、前記素地には実質的に存在せず、気孔内に析出して成長した状態で存在し、かつ前記素地には上記の高合金硬質粒子が分散分布した組織を有する遊離黒鉛析出鉄系焼結材料で構成する。
請求項(抜粋):
重量%で、遊離黒鉛形成成分および素地強化成分として、C:0.5〜5%、いずれも素地形成成分として、 Cr:0.5〜5%、 Mn:0.2〜1%、 S :0.05〜1%、 B :0.05〜1%、 Ni:10〜20%、 Cu:1〜8%、を含有し、さらに、600〜1800のビッカース硬さを有する高合金硬質粒子:1〜35%、を含有し、残りが素地形成成分としてのFeと不可避不純物からなる組成、並びに素地が実質的にオーステナイトからなり、遊離黒鉛は、前記素地には実質的に存在せず、気孔内に析出して成長した状態で存在し、かつ前記素地には上記の高合金硬質粒子が分散分布した組織を有する遊離黒鉛析出鉄系焼結材料で構成したことを特徴とする耐摩耗性のすぐれた遊離黒鉛析出鉄系焼結材料製ピストンリング耐摩環。
IPC (6件):
C22C 38/00 304 ,  B22F 5/02 ,  C22C 33/02 103 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/56 ,  F16J 9/00
FI (6件):
C22C 38/00 304 ,  B22F 5/02 ,  C22C 33/02 103 E ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/56 ,  F16J 9/00 A
Fターム (21件):
3J044AA02 ,  3J044BA03 ,  3J044BC06 ,  3J044DA09 ,  4K018AA30 ,  4K018BA02 ,  4K018BA04 ,  4K018BA09 ,  4K018BA19 ,  4K018BA20 ,  4K018BC12 ,  4K018CA07 ,  4K018CA11 ,  4K018DA21 ,  4K018DA29 ,  4K018DA33 ,  4K018FA35 ,  4K018HA01 ,  4K018HA04 ,  4K018JA40 ,  4K018KA09

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