特許
J-GLOBAL ID:200903084170046867
無限移相器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-037235
公開番号(公開出願番号):特開2003-243959
出願日: 2002年02月14日
公開日(公表日): 2003年08月29日
要約:
【要約】【課題】通過損失が小さく、且つ正確な移相量制御が可能で安価に構成し得る無限移相器を提供する。【解決手段】入力信号を90°ハイブリッド回路11により90°の位相差を持つ2つの信号に分岐してバランスドミキサ12a、12bに与える。バランスドミキサ12a、12bは、位相制御電圧に基づいて出力信号の振幅及び極性を制御し、その出力信号を合成して出力する。制御回路15は、位相制御信号θに対するcos θ、sin θの直流電圧をオフセット回路21、22に制御電圧として出力する。オフセット回路21、22は、cos θ、sin θにオフセット信号α、βを加算し、位相制御電圧X、Yとしてバランスドミキサ12a、12bに与え、非線形特性に伴う位相角度情報のずれ分を補正すると共に、位相制御電圧の振幅値を制御し、無限移相器における信号の減衰を補って通過損失を小さくする。
請求項(抜粋):
入力信号を90°の位相差を持つ2つの信号に分岐して出力する90°ハイブリッド回路と、前記90°ハイブリッド回路の出力信号が入力され、位相制御電圧に従って出力信号の振幅及び極性を制御する第1及び第2のバランスドミキサと、前記第1及び第2のバランスドミキサの出力信号を合成して出力するコンバイナと、前記第1及び第2のバランスドミキサの出力信号の位相を制御する第1の関数に基づく位相制御電圧X、及び上記第1の関数と直交する第2の関数に基づく位相制御電圧Yを出力する制御回路と、前記制御回路から出力される位相制御電圧X、Yにそれぞれ第1及び第2のバランスドミキサの非線形特性に伴う位相角度情報のずれ分を補正するオフセット信号を加算して前記第1及び第2のバランスドミキサの制御端子に与える第1及び第2のオフセット手段とを具備したことを特徴とする無限移相器。
IPC (2件):
FI (3件):
H03H 7/20 H
, H03H 7/20 G
, H04L 27/20 Z
Fターム (3件):
5K004AA05
, 5K004FG00
, 5K004FH00
引用特許:
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