特許
J-GLOBAL ID:200903084172080450

建築用パネルの取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-143277
公開番号(公開出願番号):特開平5-311846
出願日: 1992年05月07日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 建築用パネルを表面側から取り付けることができない条件下の際に、建築用パネルを裏面側(建築物内部)より取り付ける。【構成】 四角形平面状の固定面23と固定面23の一側縁を上方に略垂直に屈曲して形成した設置面と、少なくとも設置面の一側縁を建築用パネルAの雄実部と略同一形状に屈曲して形成した係合部27とからなる取付具Bを用いて、雄、雌連結構造により形成されている縦張り用の建築用パネルAの雄実部に、取付具Bの係合部27を嵌合させて、取付具27を介して建築用パネルAの雄、雌型連結部を嵌合すると共に、躯体に水平に取り付けられている柱状の壁下地Dの上面に取付具Bの固定面23をテクス、スクリュウビス等の固定具Cを介して固定することにより、建築用パネルAを裏面側、すなわち建築物の室内側より取り付けることができ、しかも通常の取付強度と施工性を失うことなく取り付けることができる構造となる。
請求項(抜粋):
長尺状板材よりなる表面材、裏面材間に芯材を充填した縦張り用の建築用パネルにおいて、前記表面材は横長の化粧面部と、該化粧面部の長手方向の一側縁を内方に屈曲した側壁と、該側壁を外側方へ突出した上縁と、該上縁の先端を内方に略コ字状に屈曲した下縁と、前記上縁の途中を長手方向に沿って凹状に窪ませた凹溝とから形成した雄型連結部と、他側縁を内方に屈曲した側壁と、該側壁の下端縁を内方に屈曲すると共に、前記上縁の先端から凹溝の側壁側の端縁までの長さ以上に形成した上面と、該上面の先端を外方に屈曲した下面と、前記上面と下面よりなる断面略コ字状の嵌合溝を形成した雌型連結部とから形成し、また前記裏面材は長尺状板材の一端縁を内方に他縁端を外方に板材と略平行で略L字状に屈曲して延長部、切り欠き部を形成し、表面材の下縁と裏面材の延長部により凹状の雌実部を、表面材の下面と裏面材の切り欠き部により凸状の雄実部を形成するように表面材と裏面材を前記芯材により一体化して形成した建築用パネルと、四角形平面状の固定面と該固定面の一側縁を上方に略垂直に屈曲して形成した設置面と、少なくとも該設置面の一側縁を外方に前記建築用パネルの雄実部と略同一形状に屈曲して形成した係合部とからなる取付具と、柱状の壁下地とを備えた構造であり、躯体に対し水平に取り付けられた壁下地の上面に取付具の固定面が固定具を介して固定されており、建築用パネル同士は雌型連結部に雄型連結部が挿入嵌合されていると共に、取付具の係合部内に建築用パネルの雄実部が挿入係止されて、建築用パネルが壁下地に取り付けられていることを特徴とする建築用パネルの取付構造。
IPC (4件):
E04F 13/12 101 ,  E04F 13/12 ,  E04F 13/08 101 ,  E04F 13/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-292452
  • 特開平2-292452

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