特許
J-GLOBAL ID:200903084174607413
縦材を脊柱茎ねじと結合する装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
伊東 哲也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-526053
公開番号(公開出願番号):特表2001-505469
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 2001年04月24日
要約:
【要約】本装置は、縦材1を受容する導入路5を備えた受容ヘッド3を介して、縦材1を脊柱茎ねじ2と結合するのに役立つものである。その場合、側方開放型、上方開放型、閉鎖型の受容ヘッドのいずれか、またはこれらの混合型を自由選択可能である。例えば上方開放型の受容ヘッド3では、縦材1の装入が容易になるに対し、側方開放型の場合は、側方への修正が可能になる。脊柱茎ねじ2と受容ヘッド3との結合は、受容ヘッド3内の中空切頭円錐形のチャック7と、脊柱茎ねじ2の球形ヘッド9とを介して行われる。これにより、後からの受容ヘッド3のはめ込みが可能になり、したがって脊柱茎ねじ2のねじ込みが、受容ヘッド3なしでも可能になる。このことで脊柱茎ねじの組付け時の見通しが改善される。構成に応じて、縦材1用の締付け手段10は、球形ヘッド9用の締付けねじ36に、または中間部材12に統合され、縦材1と球形ヘッド9とが別個に固定されることができる。
請求項(抜粋):
脊柱固定システム内で縦材(1)を脊柱茎ねじ(2)と結合する装置であって、中心軸線(4)と中心軸線に対し横方向に延びる縦材導入路(5)とを有する受容ヘッド(3)と、上方へ開いた締付け手段(10;17)用受容部(33)と、下方へ開き円錐形に下方へ先細にされた、中心軸線(4)を有する中空室(6)1とが備えられ、中空室(6)内には中心軸線(4)を有するチャック(7)が同心的にスライドするように収容され、該チャック(7)が、脊柱茎ねじ(2)のへッド(9)をばね作用をもって受容するように構成されており、しかも中空室(6)が、軸方向で上方へ向かって締付け手段(10)の受容部(33)に開口し、かつまた締付け手段(10;17)が、チャック(7)を直接的または間接的に軸方向下方へは加圧可能、かつ半径方向へは圧縮可能である形式のものにおいて、 前記チャック(7)が、中空切頭円錐形に構成され、かつ軸方向に延びる少なくとも4つのスリット(8)を備えており、それらのうちの幾つかが、中空切頭円錐形のチャック(7)の底面(34)に開口し、別の幾つかが頂面(35)に開口していることを特徴とする、縦材を脊柱茎ねじと結合する装置。
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