特許
J-GLOBAL ID:200903084177302842

高性能空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-231923
公開番号(公開出願番号):特開平7-081309
出願日: 1993年09月17日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 乗り心地と、コーナリング時の剛性感及びハンドルレスポンスとを両立させる。【構成】 低内圧の自立姿勢下に、ショルダー部付近にタイヤ周方向に延びる窪み部32を設け、対応するカーカスラインをタイヤ外側に曲率中心をおく円弧状とする。数1で表される撚り係数が0.1〜0.5のカーカスと、ビードサポーター38とビードトウ補強ゴムストックとの少なくとも一つを設ける。【数1】(N:繊維10cm当たりの撚り数、D:繊維の総デニール、ρ:繊維の比重)内圧充填により窪み部32付近が膨出し、ベルト層22の端部22A付近でのタイヤ剛性が増加し、タイヤ剛性分布が適正化されて乗り心地が向上する。ビードサポーター38やビードトウ補強ゴムストックによってビード部36の倒れ込みが抑えられ、限界時の剛性感及びハンドルレスポンスが向上する。
請求項(抜粋):
左右のビードコアに係止されてトロイド状に延びるカーカスと前記カーカスのクラウン部に配置されるベルトとを備え、規定リムに組み付けてわずかに空気圧を充填した自立姿勢下に、ショルダー部付近のタイヤ外表面にタイヤ周方向に延びる少なくとも1条の窪み部を設けると共に、これに対応するカーカスラインをタイヤ外側に曲率中心をおく円弧状とする高性能空気入りラジアルタイヤにおいて、数1で表される撚り係数が0.1〜0.5の範囲である熱収縮性有機繊維を撚り合わせることによって構成されたコードを有するカーカスと、ビード部に設けられ前記規定リムのリムフランジとビード部外皮との隙間を埋める断面略三角形状を呈した硬ゴムよりなるビードサポーターと、前記ビードコアのタイヤ軸方向内側にあたるビードトウ区域に配置されるビードトウ補強ゴムストックと、の少なくとも1つを備えることを特徴とする高性能空気入りラジアルタイヤ。【数1】ここで、Nは熱収縮性有機繊維の長さ10cm当たりの撚り数、Dは熱収縮性有機繊維の総デニール、ρは熱収縮性有機繊維の比重。
IPC (4件):
B60C 9/08 ,  B60C 9/00 ,  B60C 15/00 ,  B60C 15/06

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