特許
J-GLOBAL ID:200903084178334195

列車保安装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-351188
公開番号(公開出願番号):特開平9-175397
出願日: 1995年12月27日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】【課題】軌道回路周辺に設備する送受信器を一元化することが要望されている。【解決手段】信号波発生部1のTD信号波発生部11からは列車検知用のTD信号波を発生し、踏切信号波発生部12は搬送波周波数帯域がTD信号波と同一で変調方式が異なる踏切信号波を発生することにより、TD信号波に制約を受けない踏切信号波を軌道回路に送信する。ATC信号波発生部13はTD信号波と異なる搬送波のATC信号波を発生してATC情報の多現示化に対処する。TD信号波とATC信号波及び踏切信号波を送信器2で切り換えて送信し、TD信号波とATC信号波の送受信器及び踏切信号波の送信器を単一化する。
請求項(抜粋):
信号波発生部(1)と送信器(2)と受信器(3)と切換信号発生部(4)とを有し、信号波発生部(1)はTD信号波発生部(11)と踏切信号波発生部(12)とATC信号波発生部(13)とを有し、TD信号波発生部(11)は列車検知用のTD信号波を発生し、踏切信号波発生部(12)は搬送波が列車検知用の信号波と同一帯域で専用の変調方式の踏切信号波を発生し、ATC信号波発生部(13)はTD信号波と帯域の異なる搬送波のATC信号波を発生し、送信器(2)は送信波切換部(21)と送信部(22)とを有し、送信波切換部(22)は切換信号発生部(4)からの切換信号により信号波発生部(1)で発生した信号波を切り換えて送信部(22)に送り、送信部(22)は軌道回路の進出側の境界点に接続され、送信波切換部(21)から送られる信号波を非共振式の無絶縁軌道回路に送信し、受信器(3)は軌道回路進入側の境界点に接続され、TD/踏切信号波復調部(31)とATC信号波復調部(32)と信号検出部(33)とを有し、TD/踏切信号波復調部(31)はTD信号波と踏切信号波を復調して変調波を取り出して出力し、ATC信号波復調部(32)はATC信号波を復調して変調波を出力し、信号検出部(33)はTD/踏切信号波復調部(31)から出力されたTD信号波と踏切信号波及びATC信号波復調部(32)から出力されたATC信号波を選別して出力し、切換信号発生部(4)は信号検出部(33)から出力されたTD信号波と踏切信号波及びATC信号波を入力し、ATC信号波で前方の軌道回路に列車が進入したことを検知たとき又は踏切信号波で前方の踏切を有する軌道回路のさらに前方軌道回路に列車が進入したことを検知したときにTD信号波の選択信号を発生し、TD信号波で自軌道回路に列車が進入したことを検知したときにATC信号波の選択信号を発生し、踏切を有する前方軌道回路に列車が進入した場合に限り踏切信号波の選択信号を発生して送信波切換部(21)に送ることを特徴とする列車保安装置。
FI (2件):
B61L 23/16 A ,  B61L 23/16 E

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